■ 2001年10月17日 (Wed) 女性に大人気のマイクロダイエット。 今、本当にブームらしいなりね。 女性誌の後ろの方をペラペラと見ると広告がたくさん載っているし、インターネットで「マイクロダイエット」を検索してみるとたくさんページが出てくるし。 コ○助は「マイクロダイエット」に関する知識は全く無かったなりが、「原千晶がマイクロダイエットを使って痩せた」という宣伝に出ていたことだけは知っていたなり。 そう言われてみれば、一時原千晶って太っていたかもしれないなり。 うっすらとした記憶しか無いなりが。 その程度の関心しか無かったので、そもそも肝心の「マイクロダイエット」がいったいどういうものなのか、そしてどれくらい値段がかかるものなのかということについては全く知らなかったなりよ。 普通男は興味ないって(笑)。 最近会う女性、会う女性に話を聞いてみるとみんな「マイクロダイエット」に詳しいので、かなりブームになっているのは間違い無いようなり。 痩せてる人でも普通に知っているみたいだし。 女性誌では特集記事とかも出ているのかもしれないなりね。 でも。 実はブームとは言っても「マイクロダイエット」は13年も前から発売されているベストセラー商品だとか。 「マイクロダイエット」は、元々イギリスで開発された肥満治療薬のことで、日本でも全国200カ所以上の病院で肥満治療用の食事として提供されているらしいなり。 具体的にどんなものかというと、170キロカロリー前後に抑えられたジュースのようなもの。 最近はスープタイプも出てきているようなりが、ジュースタイプのものが一般的なりね。 1日3食のうち1〜2食を「マイクロダイエット」に替えて飲むなりが、量がわずかにコップ1杯分くらいしか無いなりよ。 栄養のバランスは良いようなりが、腹には貯まらなそうなので非常に辛いダイエットになるのは容易に想像ができるなり。 1食分のお値段は、コップ1杯分にも関わらず1,200円。 高いなりねぇ、「マイクロダイエット」。 原価はそれほど高そうには見えないので、ボロ儲けなのでは・・・。 あ、ボロ儲けしてるから広告がバンバン打てるなりか。 ちょっと話がズレるなりが。 「原価が安くて売値が高く、そして広告がバンバン」というと、コ○助はサンギが発売してブームを起こした歯磨き粉の「アパガード」を想い出さないわけにはいかないなり。 広告代理店の人に直接聞いた話なりが、「アパガード」の売値は確か1,000円は軽く越えるようなものだったなりが、製造原価は数円程度で、利益が上がり過ぎるという「嬉しい誤算」があったらしいなり。 利益が上がりすぎるとたくさん税金を持って行かれるので、どうせ税金で収めるなら広告費で使ってしまえ、ということでバンバン広告が流れていたというわけなり。 なるほど。 儲かれば儲かるほど、広告を打つことになり、広告を打てば打つほどさらに儲かる。 なんて素敵な循環構造・・・。 きっと今の「マイクロダイエット」の状況は「アパガード」と似たような状況にあるのかもしれないなりね。 あくまで推測でしかないなりが。 それにしても、いつも思うなりが女性誌のダイエット広告って上手いなりね。 綺麗なモデルさんを並べて、魅力的なコメントを並べる。 「むくみ顔もヤセてスッキリしたせいか、目も二重に変わりました」。 って、「マイクロダイエット」で痩せたら二重に! それ、超ビビるなり(笑)。 また、とあるとてもスタイルの良いモデルさんの写真の横には、「1ヶ月で体重56kg→51kgに」というキャプションが。 え〜、どう見ても現体重が51kgの女性には見えず、40kg台前半くらいにしか見えない痩せっぷりなりが・・・。 こういう細かい演出で錯覚させているわけなりね。 なるほど、巧みなり。 広告なんてものは美辞麗句以外のものは並ばないので、こういう時にはやっぱり消費者の生の声を聞くことができるインターネットが役に立つなり。 まあいろいろと読んでみると、結局は空腹が厳しすぎて長続きしないとか、キッチリとやり方通りに食生活を替えてみても3kg以上減らないとか、「マイクロダイエット」で痩せた後に激しいリバウンドに見まわれたとか。 そんな女性の悲痛な叫びがインターネットにはたくさん落ちているなりね。 所詮「マイクロダイエット」も普通のダイエット。 最終的には自分の意思を強くするしか無いという点に尽きるので、広告に惑わされて購入してしまうのもいかがなものかと。 もちろん、「マイクロダイエット」を使って実際に痩せて大満足、という人も多いと思うなりが・・・。 それも意思の問題なりからねぇ。 なんにせよ、女性は大変なりよね。 皆さん頑張って下さいなり。 って、男性も極端に痩せる必要は無いと思うなりが、肥満にならないように気を付けなければ。 皆さんもお気をつけて。
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