レッド・ツェッペリンが、「天国への階段」の導入部分の著作権を巡る訴訟で勝訴した。

バンドの代表曲でもある同曲のオープニングのリフが、スピリットという名のバンドの「タウルス」という曲に類似しているとして2014年に訴えられていたが、米裁判所は今回その訴えを退けた。
第9巡回区控訴裁判所は、そのリフが盗作ではないとした2016年の第1審の判決を支持したかたちだ。作曲者であるメンバーのロバート・プラントとジミー・ペイジは、敗訴した場合何百万ドルという損害賠償を支払う可能性があった。
この件については、2016年の判決で一度は片が付いたと思われていたが、控訴裁判所が第1審において数々のミスがあったと判断したことにより、2018年から再審が行われていた。