オアシスのドキュメンタリーのタイトルが、1994年のデビューシングル「スーパーソニック」の名を冠することに決定した。

7月16日より公開予定のエイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画「AMY エイミー」の製作チームが本作を手掛けており、オアシスへの前例のないほどの取材を許されているいるという。
リアムとノエルのギャラガー兄弟や他のメンバーに加え、オアシスを世界でも最も成功したバンドの1つへと成長させたのに欠かせない人々が、本作のためにすでにインタビューに応じているという。
オン・ザ・コーナー社のジェームズ・ゲイ=リースをプロデュースに、アジフ・カパディアを製作総指揮に迎え、マット・ホワイトクロスがメガホンを執る本作は、1991年の同バンドの結成当時や、25万人を動員した1996年のネブワースパークでの歴史的コンサート、さらには世界中で2000万枚もの売上を記録したセカンドアルバム「モーニング・グローリー」への成功などを捉えながら、オアシスの成功の軌跡を追う内容となる。
ネブワースパークでのコンサートには、20日間公演ができるほどの約260万件のチケット予約が殺到するほどの人気ぶりだった。
ノエルはオアシスについて「観客から発せられるあの愛、雰囲気、情熱、怒り、喜び、というよりむしろ、それがオアシスたるものだね」とコメントし、リアムは「オアシスは、見るのも、運転するのも楽しくて、時々速すぎるスピードを出すとスピンしてコントロールを失うフェラーリみたいなものなんだ。その一瞬一瞬が大好きなんだよ」と表現している。
英国では、ロートン・ディストリビューションから10月に公開予定だ。