故デヴィッド・ボウイは、コールドプレイとのコラボの話を断っていたそうだ。

コールドプレイのメンバーは、常にボウイと一緒に仕事がしてみたいと思っていたことから、一度クリス・マーティンがそのアイデアをボウイに持ちかけたことがあったが、すぐに断れてしまったというエピソードを、ドラムのウィル・チャンピオンが明かしている。
「(ボウイから)『あんまり良い曲じゃないよね?』って言われたんだ。彼はとても目の肥えた人だから名前だけのためになんて何もするつもりはなかったね。それは称えるべきところだね!」
「音楽に関わる人間にとって、彼は何においても引き合いに出される人だったよ。ジャンルでもロックスターとかポップスターとかっていうものへのなり方とかね。まさにそれを定義づけていたんだ。だからミュージシャンたちにとっては混乱するものでもあるよね」
がんで他界したボウイにコールドプレイは追悼メッセージを捧げており、ギターのジョニー・バックランドは「デヴィッド・ボウイが亡くなったと聞いてとにかく悲しい気分になったね。僕たちは音楽を知っている長さと同じだけ彼の音楽を知っていたんだから」と心境を語っている。