6人乗りの巨大な買い物カート、エンジン搭載で最高時速は200キロ?

2012/10/09 08:05 Written by Narinari.com編集部

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ショッピングカートといえば、スーパーなどで多くの買い物をする際に欠かせないもの。一緒に小さな子どもを乗せられるタイプもある便利な代物だが、米国では大の大人が6人も乗れる上に、強力なエンジンを搭載した“走るショッピングカート”を2年がかりで制作した男性がいる。義理の息子が経営する店が参加するイベントのために作ったカートは、スペック上は約200キロ近い速度まで出るとされ、現在、公道の走行許可を求める検査を受けているそうだ。

英紙デイリー・メールなどによると、“走るショッピングカート”を制作したのは米ペンシルバニア州ランカスターに住む49歳の男性、キャル・ヴァンサントさん。自動車が大好きだという彼は2年前、雑貨店を経営する義理の息子からある相談を受けた。彼の店では、毎年地元で開かれるイベントに際し「ちょっとばかばかしい出し物」を作って参加するのが決まりになっているそう。そのとき、関係者の間で持ち上がったアイデアが「大きなショッピングカート」。そこで彼は、車に詳しいヴァンサントさんに話を持ちかけ、制作を依頼した。

この提案に喜んで乗っかったヴァンサントさん。英放送局BBCの自動車番組「トップ・ギア」を好んで見るという彼は、番組から「多少インスピレーションを受けて」特製のカートを設計したそうだ。それから約2年をかけ、ゼネラルモーターズが誇る名車シボレーで使われていたV8エンジンを搭載するなど、全部で1万ポンド(約130万円)を費やし、大型ショッピングカート「ショッパー・チョッパー」が完成した。

完成に合わせ、ヴァンサントさんはサイトも開設して、「ショッパー・チョッパー」を広く公開。YouTubeには、9月20日付でイベントで走らせた際の動画「Solanco Fair Parade 2012 Musser Shopper Chopper.m4v」(http://www.youtube.com/watch?v=yCtfUzJOWto)も投稿している。ショッピングカートそのものの形をした車は、全長約3.7メートル、高さ約2.8メートルもあり、後部で運転している人の大きさと比べてもサイズの程が分かるはず。動画では陽が暮れた街中の通りをゆっくり走っているが、500以上も装備されたLEDライトが賑やかにチカチカ点滅すると見ている人も大喜びで、その存在感は大きさだけではないようだ。

かくして、イベントの観客を充分楽しませたヴァンサントさんのカート。「さまざまなイベントに貸し出している」ほど周りの注目も高く、現在、公道を走れるように車両検査も受けているそうだ。今後は「ショッピングカートのスピード記録を作りたい」と意気込んでおり、まだスピードテストは行っていないものの、エンジン性能を考えれば「時速130マイル(約210キロ)」は出るはずとしている。

毎年イベントを控える義理の息子のために、「今度はもっと小さい車を作るかも」とさらなる制作意欲を見せるヴァンサントさん。しかし、また同じような車を作ろうとすれば「妻は喜ばないだろうね」とも話しており、堂々と制作に取り組む訳にもいかないようだ。

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