水噴射でイルカのように泳ぐ、自由自在に海を動き回れる「FLYBOARD」。

2011/12/08 04:08 Written by Narinari.com編集部

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水中を勢いよく滑るように泳いだり、水面から飛び出して高く飛んだりと、かわいいだけでなく、力強い動きも見せてくれるイルカ。そんなイルカのような動きが人間にもできるかもしれない、「FLYBOARD」なる装置をフランス人プロジェットスキーヤーが開発し、欧米メディアを中心に大きな注目を集めているようだ。

英紙デイリー・メールによると、「FLYBOARD」を開発したのはフランス・マルセイユを拠点にジェットスキーのプロライダーとして活躍しているフランキー・ザパタさん。ザパタさんは1996年、17歳のときに欧州で盛んなジェットスキーレースの世界に飛び込むと、その後はトップライダーへと成長し、2005年から4年連続で欧州チャンピオンに輝くなど知る人ぞ知る有名ライダーだ。そんな水とジェットスキーを知り尽くす彼はボートのデザインも手掛け、「ザパタレーシング」というチームも率いている。そのチームが今回開発したのが、両手足に水を噴射するジェット装置を付けて楽しむ「FLYBOARD」だ。

その詳細は、12月3日にYouTubeへ投稿されたプロモーション動画「flyboard zapata」(http://www.youtube.com/watch?v=lM8kEHjQz9U)で見ることができる。「FLYBOARD」の仕組みは、プレイヤーの後ろを追走するジェットスキーから、プレイヤーの両手両足まで繋がった太いホースに水が送られ、それを噴射機から勢いよく吹き出すことで強力な推進力を生むというものだ。  

この推進力はプレイヤーの手元にあるレバーで調節できるほか、ジェットスキーの乗員もコントロールが可能。実は今年はじめにも、カナダの技術者が水上を飛べる「Jetlev」という、これと似たような装置を先に開発しているのだが、「Jetlev」に比べると「FLYBOARD」は機動性と価格の面で大きな優位性があるそうだ。肩に2つの噴射機を配置する「Jetlev」に対し、「FLYBOARD」は両手足にそれぞれ噴射機を装着することでより自由な動きができ、「水の中を出たり入ったりもできる」としている。

さらに「Jetlev」の価格が6万ポンド(約730万円)なのに対し、「FLYBOARD」はオプションを含めても5,800ユーロ(約60万円)と10分の1以下。「Jetlev」の後追いながら、ザパタさんのネームバリューに加えてお手頃感を大きく実現させたとあって、欧米メディアが「FLYBOARD」に高い関心を寄せたようだ。

強力な推進力を持つというだけに、「FLYBOARD」の扱いに慣れれば、泳ぐだけでなく約9メートルの高さまで飛ぶこともできる。ひょっとしたら近い将来、あちこちの海でこの新しい遊びを楽しむ人たちが見られるようになるかも?



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