勢いよく炎を噴射するスクーター、英国人が1か月の試行錯誤の末に完成。

2010/03/25 15:53 Written by Narinari.com編集部

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自動車やバイクを語る上で、“カッコ良さ”は重要な魅力の1つ。市販車のデザインや機能を吟味するのはもちろん、改造して自分好みに仕上げるという点に強いこだわりを持つ人も少なくない。気になるポイントは人それぞれだが、ある英国人男性は自分の技術を活かしてスクーターを改造。完成させたのが、後方に向かって火を噴射するスクーターだ。1か月間にわたって試行錯誤を繰り返したそうで、男性は「炎を噴射したとき、私はジェームズ・ボンドになったようだ」と話すなど、映画の主人公気分になれるとご満悦の様子だ。

この男性はリンカンシャー州スタンフォードで配管工をしている30歳のコリン・ファーズさん。いわば“火炎噴射スクーター”といった趣のスクーターを製作した動機は、「割り込んでくるドライバーたちにイライラした」(英紙デイリー・メールより)ためで、攻撃道具のつもりで装置を取り付けたらしい。ありふれたスクーターのかわいらしさとは裏腹に、後ろのブレーキランプ上に取り付けられた噴射口から勢いよく炎が伸びる物騒な代物だ。

YouTube上には実際に火を噴くシーンを撮影した動画「SCOOTER FLAMETHROWER」(http://www.youtube.com/watch?v=eQKsUHXE7AM)を投稿(※年齢制限対象)。わずか1分半の動画ながら、最高4.5メートルの長さになるという炎が水平方向に勢いよく噴射されると、すぐに離れた壁まで到達する様子がわかる。何よりも、試している場所が建物の間に挟まれているような細長い空間で、どこかに燃え移ってしまうのではないかとハラハラしてしまうくらい迫力満点の映像だ。

実はファーズさんは、過去には「14メートルのバイクを製作して、ギネス・ワールド・レコーズに認定」(英紙メトロより)されており、この手の作業はお手の物。YouTubeには今回の動画のほかに、両手足に浮き袋となる4つの箱とモーターエンジンを装着して池を進む「Motor Man - The power pond skater」(http://www.youtube.com/watch?v=zw3sz9PbRyQ)という動画もあり、面白いチャレンジをしてきた男性のようだ。

ファーズさんはスクーターに装置を取り付ける前に、最初は自転車で実験。火の勢いや噴射角度などを研究した末に、スクーターへの搭載を成功させた。炎はハンドルに取り付けられたボタンを押すと噴射される仕組みだという。ファーズさんは完成したスクーターが「とても楽しい」(デイリー・メール紙)と大満足。「もし誰かの車に火をつけようと思えば、間違いなくできるだろう」と、冗談であって欲しいブラックジョークを飛ばしながら、その完成度を自慢している。

しかし、そんな自慢の一品にも欠点がいくつか。それは風向きを考えて噴射しないと「炎が向かって来て、熱い思いをしてしまう」そうで、いつでもジェームズ・ボンド気分に浸れるわけではないらしい。さらに警察から「公道で炎を噴射することは、銃を使うことに等しい」との警告を受け、当然だが街中を走ることはできない。そのためファーズさんは私道で“火炎噴射スクーター”を楽しむようだ。

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