うーん今年ももう、この季節がやって来たのですねぇ。来週の木曜日はサンクス・ギビング(感謝祭)です。この翌日から、アメリカでは正式に「ホリデー・シーズン」が始まり、クリスマスに向けて気分を盛り上げていきます。あぁ、プレゼント選びに頭がイタイ。
さてそれはそうと、ここ数年このNarinari.comでも感謝祭が近くなると、恒例でご紹介しているアイテムが。そう、アレですよ(笑)。
「ホリデー定番料理ソーダ」
ワシントン州はシアトルに本社を置く炭酸飲料メーカーである、"Jone's Soda" がこの季節になると期間限定で発売する、ソーダ詰め合わせパックです。先日買い物に行ったところ、またまた発見しました。今年もやっぱりお約束なんですねぇ(笑)。
ちょっとばかりこのホリデー・パックの歴史をご紹介すると、2003年に同社がギャグのつもりで「ターキーとグレイビー・ソース」というフレーバーのソーダを販売したのが始まりです。なんとこれが大当たりし、オークションサイトで1本100ドルの値段が付くほどの人気商品に。その後2004年、2005年と立て続けに「感謝祭で食べる定番料理をフルコースで楽しめる!」という触れ込みで5本セットになって売り出されました。ちなみに
2004年版パックは
「ターキーとグレイビー・ソース」
「バター風味のマッシュポテト」
「インゲン豆のカセロール焼」
「フルーツケーキ」
「クランベリー」
というラインナップ、そして2005年度は前年と同様のパッケージと、さらに
特別バージョンとして
「スモーク・サーモン」
「ターキーとグレイビーソース」
「ブロッコリーのカセロール」
「とうもろこし」
「ピーカン・ナッツ・パイ」
という「魚介類をソーダに」という斬新なコンセプトが人々を驚かせておりました。しかしここまで行き着いちゃうと、次回はネタ切れになっちゃうのではないか?とウォール真木は余計な心配をしちゃったのも事実。そこに来て、今年もついに最新版が登場したのですから気にならずにはいられない。
果たして2006年版の「ホリデー・パック」は昨年の衝撃をさらに上回ることが出来るのか? Jone's社は一体どんな変化球で勝負に出てくるというのでしょう。

ということでお待ちかね、今年のメニューです。「ターキーとグレイビーソース」は毎年恒例ですが、その他は「スイートポテト」、「ディナーロール(パン)」、「グリーンピース」、そして……「胃ぐすり」(爆)。
ホリデーシーズンは何かとご馳走が続いて食べすぎ、飲みすぎで胃がもたれがちになってしまいます。そんな時には、胃ぐすりをどうぞ、とばかりに Jone's 社も心づかいを見せてくれました。いやはや、気持ちは判るんですが余計なお世話です(汗)。
何はともあれ、今年版のソーダも入手してあるウォール真木。数日中には友人宅でテイスティング大会を開こうかと計画中です。あ、今ここでばらしちゃうと皆逃げちゃうかも……。