今年の7月1日は“1秒長い日”、うるう秒「8時59分60秒」を挿入へ。

2015/01/16 14:23 Written by Narinari.com編集部

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日本の標準時の維持・通報を実施している独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は1月16日、今年7月1日に「うるう秒」の挿入を実施すると発表した。同日、午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する。

「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関である「国際地球回転・基準系事業(IERS:International Earth Rotation and Reference Systems Service)」が決定しており、これを受けて世界で一斉に「うるう秒」の調整が行われている。

日本では、総務省およびNICTが法令に基づき標準時の通報に係る事務を行っており、IERSの決定に基づきNICTにおいて日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施。NICTでは、1月5日のIERSの「うるう秒」挿入の決定を受け、7月1日(水)に日本標準時に「うるう秒」の挿入を実施することを決定した。

なお、最近では3年前となる平成24年(2012年)7月1日に「うるう秒」の調整を実施。また、「うるう秒」の調整が平日に実施されるのは、平成9年以来となる。


◎「うるう秒」の調整とは

時刻は、かつて地球の公転・自転に基づく天文時(世界時)から決められていたが、1958年より原子の振動を利用した原子時計に基づく国際原子時が開始され、1秒の長さが非常に高精度なものとなった結果、原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻との間でずれが生じるようになった。

そこで、原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内におさまるように調整を行った時刻を世界の標準時(協定世界時)として使うことにしており、今回その調整を行うために「うるう秒」の挿入が行われるものだ。「うるう秒」の調整は1972年から数年に1回程度行われている。

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