お笑いトリオ・森三中の大島美幸(33歳)が、2月18日深夜に放送されたバラエティ番組「10匹のコブタちゃん」(フジテレビ系)で、キングコングの西野亮廣(32歳)に怒りを爆発させた。
事の発端は2月4日、大島の夫で、人気放送作家・鈴木おさむ(40歳)の著書「芸人交換日記」について、西野がTwitterで批判を展開したこと。西野は、3月に劇場版も公開される同作に「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と辛辣な言葉を投げかけた。
「10匹のコブタちゃん」では、この発言について大島の怒りが爆発。「芸人交換日記」は「うちのかわいいかわいい、愛してやまない旦那が一所懸命芸人さんのことを思って書いた小説」と紹介した上で、「都合よく乗っかる芸人ってなんだ。大先輩も含めて、携わってくれてる人がたくさんいる。舞台、映画、朗読劇。いろんな先輩、キンコン西野の同期より上の人たちばかりだ」と、西野の非礼な発言を糾弾した。
大島はこの発言の話を知り、「ほんとに西野かなぁ」と思いながら、吉本興業のマネジャーにたずねたそう。すると、「本当だ」と伝えられ、「旦那は怒るかと思ったけど、悲しんでいた」と、当時の様子を振り返った。
鈴木は「俺は、芸人が一所懸命苦しんで、面白いものを作ってる。そんな素敵な芸人さんだからこの本を書いた。なのに、芸人さんに言われてるんだから、芸人じゃない俺が書くべきじゃなかったのかな」と落ち込んでいたという。そんな夫を見て、大島は怒りがこみ上げ、「旦那を悲しませた西野、お前に言ってやる。キングコング西野な、お前な、全然面白くねーんだよ」と“反撃”に出た。
さらに「お前の漫才で笑ったこともない。お前が書いてるそうだな。梶原なんか面白くしてねーぞ」「ベラベラベラベラただしゃべってるだけじゃねーか。ルミネで10分間」と“口撃”は止まず、「ツイッターを甘く見過ぎてるんだよ。お前の一言をちゃんとここで、ちゃんとゼロにしろ。誰も怒らないかもしれないけど、私は怒るよ。悪いけど」と、番組への“呼び出し”も。
そして謝罪の方法として、Twitterではなく「頭丸めてもらわないとね。謝罪って言ったら丸めてもらわなきゃ。YouTubeなんか見せずにこっそりやれよ」と要求。「嫁だもん。嫁はしゃしゃり出るよ。旦那が落ち込んでるんだもん。だったら嫁出てくるだろ。嫁が100倍怒ってやるって話だよ。旦那傷つけたらな、マジで隣住むぞ」と固い夫婦愛もにじませた。
しかし、最後は表情も穏やかに、3月23日に映画「ボクたちの交換日記」が公開されることを満面の笑みで告知し、結局告知だったのかと、共演者はズコーッ。「西野くん以外観に来てください」とアピールしてコーナーを終了した。
☆鈴木おさむは公式ブログで言及
鈴木は公式ブログの2月17日付けエントリーで、この話題に言及。西野の発言には「複雑な気持ちになったのは事実」と正直な気持ちをつづった上で、発言から1週間ほど経った頃に手紙をもらったことを明かしている。
また、番組で大島が怒ったことについては「僕は収録もいってないし、あがりも見てないので、どういう感じになっているかわかりませんが、内容だけスタッフづてに聞き、胸が熱くなりました」と胸中を告白。「西野君が見てどう思うかわかりませんが、、、批判もあるかもしれませんが、なんか、そんなことも含めて、僕らの夫婦らしいなと」とつづっていた。