いじめに悩む少女に“助け舟”、学校の人気生徒らがボディーガード。

2012/11/03 13:52 Written by Narinari.com編集部

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日本と同様、米国でもいじめは深刻な社会問題。残念なことに、いじめられた少年少女たちの自殺といった悲しいニュースが日常的に伝えられていますが、そうした中でも明るく、希望の持てる話題が多くの米メディアで紹介されています。

米ニュースサイトのハフィントンポストなどによると、アリゾナ州フェニックス郊外のクイーン・クリークという街に住む、高校2年生のシャイ・ジョンソンさん(16歳)は、小頭症という生まれつきの障がいがあり、発育の遅れなどを長年からかわれていました。

高校生になってもそのいじめはおさまらず、女子生徒数人のグループからゴミを投げつけられたりするなど、学校では辛い日々の連続。毎日泣いて帰ってくるシャイちゃんに母エリザベスさんも心を痛め、家族の知人の息子で、同じ学校に通うカールソン・ジョーンズくんに助けを求めるメールを送りました。

「最初は、シャイをいじめている生徒の名前を教えて欲しい、というだけだったのですが」と語るエリザベスさん。ところが、カールソンくんはシャイちゃんのいじめの事実を知ると、それ以上の行動に出たのです。

彼は同校のフットボールのエースで成績優秀な上、チャリティーなどにも力を入れる、学校でもかなり目立った存在で人気者。カールソンくんは自分のチームのメンバーに声をかけると、休み時間のたびに、シャイちゃんと行動を共にすることにしました。昼食も一緒のテーブルで食べ、ボディーガードのように彼女を守り、そして「彼女には、僕たちが付いているんだ」と、周囲に行動でメッセージを送ったのです。

すると、それまでがウソだったかのようにいじめはすっかり収まり、シャイちゃんの顔にも笑顔が戻りました。「もう、いじめられないの。だって彼らが私のことを気に入ってくれたんだもん」と、嬉しそうに語る彼女の話題は、いじめに関連した悲しいニュースが多い中、ほかにもいじめに苦しむ少年少女たちに希望を与えているようです。

アリゾナ州は、シャイちゃんとカールソンくんに対し、いじめの克服、そして撲滅に力を注いだ人物として表彰することを決定。来年、表彰式が行われるそうです。

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