マンUが2年間追う5歳の男の子、大のマンCファンで当初は練習参加に難色。

2011/11/17 15:09 Written by Narinari.com編集部

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今年9月、10歳の久保建英くんがスペインの名門クラブFCバルセロナの下部組織に入団し大きな話題を呼んだが、特に欧州の有名クラブは世界にスカウト網を張り巡らせ、未来のスター候補生を調査し続けている。そんな欧州クラブの中でも屈指の名門であるマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が、2年前に一目惚れした選手がいるという。その選手の年齢は、わずか5歳。このほど練習に参加したことで、英メディアで話題になっているようだ。

英地方紙マンチェスター・イブニングニュースによると、注目されているのはマンチェスター近郊の街デントンに住む5歳の男の子、チャーリー・ジャクソンくん。まだまだ幼いこの少年は、父アンディさんが「取り憑かれているようだった」と話すほど、物心ついたときから大のサッカー好きだったそう。いつも家の中でボールを蹴って遊んでいたこともあり、母クレアさんは2年前のある日、当時3歳だった彼を地元のサッカー教室に連れていった。すると、それが両親にとっては「最高の結果」を生むきっかけになったそうだ。

この時点で3歳らしからぬ力強いプレーを見せていたチャーリーくん。両親が「子どもにしては両足ともすごいパワー」と胸を張るほどの能力は、偶然その場で様子を見ていたマンUのスカウトマンをも唸らせた。チャーリーくんのプレーに「驚愕した」(英紙サンより)マンUスタッフは、その場で家族に声をかけることに。しかし、さすがのマンUも3歳の男の子を練習に参加させるのは「まだ幼すぎた」ため、このときは彼に興味があることだけを伝えた。

その後も彼の存在を忘れなかったマンUは、彼が5歳になった最近、ついにクラブ内でほかの子どもたちと練習に参加しないかと勧誘。世界的な名門クラブからの誘いとなれば、どんな男の子も喜ぶかと思いきや、当初チャーリーくんは難色を示した。なぜなら、彼はマンチェスターにあるもう1つのクラブ、マンチェスター・シティ(マンC)の大ファンだったから。彼にとってのスター選手は、マンCの守護神とゴールゲッターである「ジョー・ハート(イングランド代表GK)とマリオ・バロテッリ(イタリア代表FW)」で、マンUは倒すべきライバルチームとの思いが強かったようだ。

その思いは「マンCの年間パスを持つ」(マンチェスター・イブニングニュース紙より)という父にとっても痛いほど分かったはず。それでも、名門クラブから「将来のスター」とまで期待されたチャンスはそうそうないと、アンディさんが練習参加を説得すると、最初は渋っていたチャーリーくんも納得して参加を決めた。今では、年上の子どもたちに交じって練習を楽しんでいるそうで、アンディさんも「少しは気持ちの整理ができたのかな」と安心している。

「サインを交わすにはあと4年必要」(サン紙より)と話したマンU側は、チャーリーくんの能力がこれからも伸びるよう、現段階では「スポーツを楽しんでもらう」ことに重点を置いているとのこと。アンディさんも「彼へのプレッシャーはない」とし、今は名門クラブの下でサッカーを楽しむ我が子を嬉しく思っているだけと話している。

とはいえ、密かに「いつかシティでプレーしてくれたら」とも話し、愛するチームで我が子が活躍するという夢が、父の心の中で膨らみつつあるようだ。

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