そして、彼の名を一躍有名にしたのが2007年発表の4作目「テトリス」だ(「The Original Human TETRIS Performance by Guillaume Reymond」//www.youtube.com/watch?v=G0LtUX_6IXY)。ローザンヌにある博物館で撮影したというこの作品では、色とりどりのシャツを着た人たちがさまざまなブロックの形になって登場。ゲームのBGMや効果音はそれまでの作品と同様に声真似を使い、ブロックが落ちるスピードや列が消える点滅なども忠実に再現している。この作品はYouTubeで賞を獲るなど大きな注目を集め、現在までに1,160万回以上の再生回数を記録するほど人気を呼んだ。
そんなレイモンドさんが最新作「パックマン」を制作し、9月9日付でYouTubeに「The Original Human PAC-MAN Performance by Guillaume Reymond」(//www.youtube.com/watch?v=M3D0JvYJkGc)とのタイトルで投稿されている。レイモンドさんの活動が紹介されているサイト「NOTsoNOISY」によると、今回の作品は今年8月28日にバーデンにある映画館で、4時間以上かけて撮影。参加した111人により、ゲーム画面はもちろん、ところどころで登場する巨大なパックマンの口や敵キャラクターの目の動きなども再現し、今回も驚きと笑いを充分に味わえる作品となっている。