コカ・コーラシステムは8月23日、「ファンタ」ブランド初の“果汁入り”炭酸飲料「ファンタ スーパーフルーツミックス」を発表した。9月13日に発売で、価格は500ml PETが147円、280ml缶が120円(いずれも税込み)。
日本における「ファンタ」の歴史は古く、発売開始は1958年までさかのぼる。この50年以上の間にさまざまなフレーバーが発売され、近年はコンビニ限定のフレーバーも続々登場するなど、そのバリエーションの幅は拡大を続けてきたが、基本的に日本の「ファンタ」はどれも無果汁(※海外には果汁入りも存在する)。あくまでもフルーツの風味が楽しめる炭酸飲料という位置づけだ。
しかし、今回登場する「ファンタ スーパーフルーツミックス」は果汁入り。過去に「ファンタ」ブランドからは果汁10%未満の「もみもみフローズン」(2009年)が発売されたことはあるが、炭酸飲料としては「ファンタ初」(コカ・コーラシステムより)の商品だ。
その果汁は15%で、カムカム、ざくろ、マンゴスチンなどの珍しいフルーツに加え、フルーティーさが際立つ白ぶどうを配合した。また、ビタミンC 500mg(製品500mlあたり)、ナイアシン、オリゴ糖を配合しながら、カロリーオフ設計となっているのも「ファンタ スーパーフルーツミックス」の特徴だ。
果汁感のある「ファンタ」がどのような味わいなのか、ファンは要チェックだ。