家族写真が“遠い異国”で勝手に広告に、旅行中の友人が偶然見つける。

2009/06/11 19:58 Written by Narinari.com編集部

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プライベートで撮った写真が勝手に使われていた――。ブログやSNSに掲載した写真が出会い系業者などに収集され、勝手に使用されてしまったというケースは、たびたび報告されている。自分の知らないところで、全く意図しない形で自分の写真が使われていたら、迷惑千万以外の何物でもないだろう。肖像権や著作権といった話はひとまず置いたとしても、当人にとっては気味が悪い話だ。そんな写真の勝手な利用にまつわるあるエピソードが、いま、米国で話題を呼んでいる。

セントルイス郊外に住むジェフ&ダニエル・スミス夫妻は昨年、クリスマスカードに使うための家族写真を撮影した。スミス夫妻と2人の小さな子どもの計4人が、カメラに向かって満面の笑みを浮かべている、幸せなファミリーの姿が収められた写真だ。スミスさんはこの写真を友人や家族に送るとともに、ブログと、2〜3のSNSに掲載したという。

それから約半年が経ったおよそ10日前のこと。チェコのプラハを旅行していたスミスさんの大学時代の友人が、街中で不思議な広告を目にした。ヨーロッパの食品を専門で扱う店のショーウインドウに掲げられた大きな広告。そこで満面の笑みをたたえていたのは、なぜかスミスさんファミリーだった。セントルイスとチェコ。遠く離れた異国の地でスミスさんがモデルのような活動をしているわけもなく、驚いた友人はすぐにスミスさんに連絡。スミスさんが友人から送られてきた広告の写真を見てみると、それはクリスマスカード用に撮影した写真と全く同じものだった。

一連の顛末はブログで報告され、そこからソーシャルニュースサイトを経由してさまざまな米メディア、そしてヨーロッパのメディアでも紹介されることに。結果、スミスさんのブログには多数のネットユーザーが訪れることになったが、中には誹謗・中傷のコメントを残す人もいたようで、スミスさんは心を痛めているようだ。ただ、今まで知り得なかった人たち(国や職業、年齢などが異なる人たち)と交流が持てるようになったことには、喜びを感じているという。

ちなみに、広告を掲載した食料雑貨店にスミスさんが問い合わせをしたところ、店側はすぐに広告を撤去するとともに謝罪。詳細についてはあやふやのようだが、許可を得ないまま、インターネットで見つけたスミスさんの写真を広告に使用したことを認めている。

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