話題のインディペンデント映画「CHARON(カロン)」とは。

2005/02/19 06:02 Written by コ○助

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日本でも諸外国でも、最近注目されることの多いインディペンデント映画。大手の制作会社や配給会社に依存せずに制作・配給され、作家性の強い作品が多く生まれるのが特徴なりよね。学生ノリそのままの、見るに耐えないような作品もあるなりが、中にはキラッと輝くような作品が埋もれているのもインディペンデント映画の魅力。インディペンデント映画から世界的な市場に飛び出していく作家も海外にはたくさんいるだけに、日本のインディペンデント映画も海外に追いつけ、追い越せと注目が集まっているなりよ。

そんなインディペンデント映画界の中で、今、注目されている作品があるというなり。それが今日19日から東京・池袋のテアトル池袋でレイトショー公開される「CHARON(カロン)」という作品。テレビ朝日系ドラマ「九龍で会いましょう」(出演:河村隆一、長谷川京子)で企画プロデューサーを務め、数々の映画作品を制作してきた高橋玄氏が新たなプロダクションの「グランカフェ・ピクチャーズ」を立ち上げ、その第一回作品として制作されたのが「CHARON」なりよ。

「CHARON」のストーリーがどのようなものなのか気になるので、少し公式ページから引用しておくと。

「作家・勝木大(水上竜士)は結婚相談所で『一切の性生活の不在』『私生活に干渉しないこと』『私を養わないこと』という奇妙な条件を提示した太田秀子(森崎めぐみ)と結婚した。だが、作家の妻となった秀子は書店の店員・川杉由都、そしてギャングの恋人・示現道男(川本淳市)と暮らす娼婦・カロンという、3つの顔を持つ多重生活者だった。

ある日、客に殺されかけたカロンは、自己防衛で傷害事件を起こす。カロンと道男の関係が変わり始めたその頃、夫である勝木は妻が娼婦・カロンであると知り、客としてカロンをホテルの部屋に呼んだ。その翌日、カロンは町から姿を消した。夫である勝木、恋人の道男はそれぞれ別の道からカロンの足取りを追う中で出会い、共にカロンを探す旅に出る。

そして、作家とギャング、ふたりの男が辿り着いた旅の先に見たものは、彼女が『カロン』と名乗り続けた哀しい謎の解答だった……。」

この作品は24日から開幕するゆうばり国際ファンタスティック映画祭の「フォーラム部門」に正式出品されるほか、海外のいくつかの映画祭からも招待を受けており、香港、中国、韓国、台湾、タイを中心とするアジアでの配給も決定しているなりね(アジア配給を担当するのは「マッハ!」などを世界配給した香港のゴールデン・ネットワーク社)。海外配給もすでに決定しているとなると、もやは単なるインディペンデント映画という感じでは無いなりねぇ。

また、映画のプロモーションの一環として各界の著名人からコメントを寄せてもらうのが慣例となっているなりが、「CHARON」には香港映画ファンの間では人気の高い「メイド・イン・ホンコン」のフルーツ・チャン監督や哀川翔といった面々からもコメントが寄せられているなりね。インディペンデント映画とは思えない、豪華な顔触れなり。

ちなみに「CHARON」のプロデューサーを務めるのは「不夜城」「キッチン」「もういちど逢いたくて(星月童話)」などのポール・チェン(鄭振邦)氏。もともと高橋玄監督がアジア志向の強い人のようで、1997年には実際に香港に渡り、国際的な映画ビジネスを学んで来た経験を持つのだとか。そのため、香港映画界には太いパイプがあり、幅広い人脈を持っているようなりよ。日本のインディペンデント映画が、香港映画界の門から世界へと飛び出す。なかなか面白い動きではあるなり。

とりあえず東京ではテアトル池袋での公開のみのようなりが、好評ならばいずれ各地を巡ることになるだろうし、気になる人はぜひチェックしておいて下さいませ。

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