「白い巨塔」の豪華出演陣の中で、一番気になっていたのが実は片岡孝太郎。第一外科の医局長(現講師)を務める佃くんこと佃友博役を演じているのが片岡孝太郎なり。あ、いや、矢田亜希子演じる東佐枝子の母・政子役の高畑淳子もかなり気になっているなりが(笑)。あの声で「佐枝子さん!佐枝子さん!」とヒステリックに叫んでいる姿が気にならない人はいないはずなり。コ○助の私的気になる度では双璧をなすこの二人なりが、今日の話題は片岡孝太郎の方。高畑淳子についてはいずれ機会があれば触れることにするなり。
片岡孝太郎は女形として活躍する歌舞伎役者。最近本当に若手歌舞伎役者の映像分野での活躍が目立つなりが、片岡孝太郎はこれまでほとんど映像媒体には出演しなかったので、「白い巨塔」で初めて見たという人も多いかもしれないなりね。
コ○助も片岡孝太郎は「白い巨塔」で初めて拝見したなりが、父親の片岡孝夫のイメージから連想していた片岡孝太郎像は全く異なっていたなりね。コ○助の父・片岡孝夫のイメージというのは、NikonメガネのCMで見せていたクールな感じ。落ち着いていて、固いオジサマといったイメージだったなり。ゆえに、そういう家庭で育てられ、歌舞伎の世界に生きている片岡孝太郎もまた、同じように落ち着いた人なのだろうな、というイメージを抱いていたなりね。
ところが。もちろん役柄的な要素が大きい(というかドラマで見える要素なんてそれが全て)なりが、「白い巨塔」の片岡孝太郎は、どこか抜けていて、落ち着きがない感じ。コ○助が勝手に妄想を膨らませていた片岡孝太郎像とは全く異なるキャラクターがそこにあったなり。声の高さからして、コ○助のイメージと全然違ったなりね。これは結構衝撃的で、思いこんでしまうことがいかに危ういのかを、思い知らされた気がするなり。
と、まあそんな話は実は記事とは全然関係なくて(笑)。佃くん、佃くんの話なりよ。
佃くん、見ているとイライラすることもしばしば。あまり自分の主張がなく、腰巾着的なキャラクターだからかもしれないなりが、なにかこう頭があまり良く無さそうなキャラクターに見えるなりね。ずっと第1話から気になる存在なりが、決して好きにはなれない。コ○助の中ではそんなポジションにいるなり。
「(出演依頼が来たのは)非常にうれしいお話でした」
「人生の焦りをつのらせる中で、真実を言いたくても言えず苦悩する。その中で佃がどう変わっていくのか。見てほしいですね」
コ○助同様、佃くんが気になって仕方ない人はぜひ。