アメリカでモーニングアフターピルが解禁に?

2003/12/21 06:37 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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米国のFDA(Food and Drug Administration−食品医薬品局)は、アメリカ国内で販売されている食品そして医薬品の承認と規制を行う機関。そのFDAが最近緊急避妊薬、いわゆる「モーニング・アフター・ピル」を処方箋なしで購入出来るようにしようと検討しているそうです。

この種の薬品は、性行為の直後72時間以内に服用すると避妊効果があるそうです。その成功率は約90%。さらに最初の24時間以内に薬を飲んだ場合なら、その避妊率はさらに上がるとか。

モーニング・アフター・ピルは、子宮内の内膜に作用して受精卵が着床出来ない様にしたり、排卵を促すホルモンを抑制したり、さらには卵管を卵子や精子が通過しないように何らかの作用をしたりして、この三つの主な働きで妊娠を食い止めるのだそうです。

卵子が受精してから、実際に子宮内膜に着床するまでの期間はヒトで約9日と言われ、その間は妊娠しているわけではないのだそうです。その短い間に、ホルモンの分泌などを操作して、妊娠しないようにさせるのです。

アメリカでは毎年予期しない妊娠が約300万ケースはあると言われています。そしてその半数が中絶を選ぶのとか。中絶はアメリカでは、かなり問題視されている事であり、その行為を減少しようと言う目的が、今回の緊急避妊薬の解禁の動きの原動のようです。

しかし、今まで処方箋のみで買えた薬品で、しかも副作用もキツメと聞きます。その辺をちゃんと考慮して店頭で販売するなり、辞めるなりFDAの判断を仰ぎたいと思います。

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