阪神ファンにとっては朗報も朗報、大朗報!優勝の喜びも束の間、相次ぐ選手のFA宣言や契約のゴタゴタで主力選手流出の危機と言われてきた阪神なりが、どうやら無事に伊良部秀輝投手とジョージ・アリアス内野手と契約交渉が合意に達したようなりよ。ふぅ、13勝投手と38本塁打の大砲が抜けずに済んで一安心。
阪神は伊良部投手に、当初「1年1億8000万円」を提示。その額や年数に不満を持った伊良部投手はメジャー復帰を視野に入れていると球団にプレッシャーを与えていたなりが、最終的にはかなり球団が譲歩。なんと年俸は2億4000万円+出来高の2年契約を提示したというなりよ。渋チンで有名な阪神が、よくぞここまで思い切った昇給を提示したなりねぇ。絶対に「そんなに欲しいなら他行ってください」的な、ドライな契約交渉になると思ってたのに。伊良部投手残留は心から嬉しいなりが、複数年契約というのがちょっと引っかかるところ。う〜む、来年本当に活躍してくれるなりかねぇ。かなり心配なり。
一方のアリアス選手。こちらも昨年に引き続き契約年数や額をめぐって交渉が一時「決裂」とまで報じられていたなりが、年俸は1億3200万円増の3億円+出来高で合意に達したようなり。こちらもかなり思い切った昇給なりねぇ。ドジャースから新しい外国人選手の獲得に動いていたので、アリアス選手の残留も微妙な気がしていたなりが、残ってくれることになって本当に良かった。新外国人選手を獲るにしても、2人がクリーンアップに名を連ねるということも当然有り得るなりからね。破壊力を持った打線になることに期待したいものなり。
なにはともあれ、2選手の残留は素直に喜びたいところ。あとはメジャーを目指すとも言われている下柳剛投手と、解雇報道の出たものの、正式な発表のないトレイ・ムーア投手の動向なりね。どうか2人とも残留しますように。