昨年のW杯終了後の7月、電撃的にベルギーリーグのゲンクに移籍した鈴木選手。日本のエースFWとしてベルギーでも強い期待を持って迎えられたものの、なかなか結果を残すことができなかったなりね。移籍当初は先発出場することも多かったなりが、昨年12月に右肩を脱臼して戦線を離脱して以降は起用方法が曖昧となり、本来のFWではなくMFで起用されることもあったなり。ゲンクとは当初「1年間のレンタル契約+完全移籍のオプション」という契約を交わしていたなりが、5月にゲンク側からオプションを行使しないとの通告を受け、現在鈴木選手は鹿島アントラーズの一員として古巣に復帰しているなりね。
その鈴木選手。当の本人にとっては鹿島復帰は不本意で、海外でのプレー続行を希望していたなりが、なかなかオファーが来ず。鹿島側としては、柳沢敦選手がサンプドリアへ移籍するため、穴を埋めるFWとして期待をかけているようなりが、オファーがあれば柔軟に対応するという姿勢ではあったようなり。
今回オファーがあったのは、ゲンクと同じベルギーリーグのヒュースデン・ゾルダーというクラブ。今季ベルギーリーグ2部4位の成績だったものの、プレーオフを勝ち抜いて来季の1部昇格を掴んだクラブで、ゲンクとは提携関係にあるというなり。ゲンクとは決して喧嘩別れをしたわけではないので、良い橋渡しをしてくれれば良いなりねぇ。鈴木選手自身もベルギーリーグに不満があるわけではないだろうし、この移籍話、上手くまとまることを祈るなり。