ソニーバイオシリーズの新ラインアップが発表されました。今回の新ラインアップで注目は、液晶/キーボード一体型デスクトップPC「バイオW」、ハイエンド向けA4サイズノートPC「バイオノートGR」、ワイド液晶でDVDコンボドライブ搭載の「バイオノートTR」でしょう。
中でもやはり今回一番の注目は「バイオノートTR」ですね。これは1,280×768ドットの10.6型ワイド液晶とDVDコンボドライブを搭載した2スピンドルノートです。このスピンドルというのは簡単に言うと回転系のドライブの事ですね。HDDやCD-ROMドライブなどを指します。このバイオノートTRの2スピンドルというのは、HDD+DVDコンボドライブが内蔵されているという事ですね。こうした2スピンドルノートはどうしても本体の厚みが出てしまうのですが、このバイオノートTRは2スピンドルながらも、バイオノートSRとさほど大きさも重さも変わらないところが注目な点なんです。
僕はバイオノートSRを持っているのですが、軽くて薄くて持ち運ぶのにはピッタリです。電車の中で座っている時に、膝の上で広げるにはピッタリな大きさですし、重さも軽いのでバックに入れた事を忘れてて、バックを放り投げてしまう事もしばしば(笑)。そんな軽くて薄いバイオノートSRですが、DVD・CD-ROMドライブが外付けでしかないわけです。USBで繋いだりしても、せっかくの小さなノートなのに不便な感じはあるわけです。それがこのバイオノートTRはDVDコンボドライブ内蔵なのに、大きさも重さもさほど変わりがないのです。しかも37万画素CCDカメラまで内蔵されているわけで、かなりの小型・軽量化が行われているんですね。これなら持ち運びも容易だし、出先でDVDをなんて事も気軽にできちゃうわけですね。この辺りは、
開発者インタビューで詳しく語られていますのでチェックしてみてください。
「ワイド・クリアブラック液晶」「IEEE 802.11a対応」「バーチャルドルビーステレオスピーカー内蔵」と、DVDを再生するにも良い感じです。開発者インタビューでも語られているように、ノート=セカンドマシンという概念を変える物を目指して作られた事はありますね。
バイオノートTR以外にも、今回の発表の中にはデザインを一新し、TVチューナー内蔵で液晶も大きくなったバイオW「PCV-W500」や、ハイエンド向けA4サイズ2スピンドルノートでTVチューナー内蔵の「バイオノートGR」シリーズなどが注目を集めているようです。
というわけで、不具合が発生したバイオRZや、TRの登場ですっかりと色あせてしまった感のあるSRを所有する自分にとっても購買欲をそそられるラインアップの登場となりました。バイオノートTR、かなり良さ気ですね!
…ところで修理に出して約2週間になる、僕のバイオノートSRはいつ戻ってくるのでしょう…。