幼少の頃に夢見たSFモノ。その世界を感じさせる製品として現在の30〜40歳くらいの世代から「欲しい!」との声もチラホラ聞こえる「WRISTOMO」。一方で若い世代からは「腕時計なんてしない」「デザインがかわいくない」「腕時計と電話が合体している必要性を感じない」といった否定的な意見も。コ○助はどちらかというと後者の意見に近いなりかねぇ。これまで無かった製品という意味では面白いとは思うなりが、変形して通常の端末のように通話できるとはいえ、腕時計で通話するというスタイルが定着するとはとても思えないし、今後普及する可能性も極めて低いと見ているなり。新しいモノ好きとしては、触ってはみたいなりよ。でも自分で高いお金を払って買うほど欲しいかと言われたら、かなり微妙なり。
「腕時計型PHSの名に負けず、パッと見は『ガッチリした腕時計』という印象だ」
「操作ボタンはマイク側のアーム部に用意されているが、従来の携帯電話に比べるとボタンの数はかなり少なく、9個のボタンがあるだけだ。当然ながら、これまでの携帯電話とは違う操作感になるのだが」
「PHSとしての機能は、一昔前の世代のものといっていい」
「文字入力なども新しい発想で使いやすい方式を盛り込んでおり、新機軸に跳んだアイテムとして興味深い」
端末の重量は113gと、PHS端末として考えると結構重め。解像度の低いモノクロ液晶で、機能は一昔前と、その腕時計型という特徴以外は魅力が薄いと言わざるを得ない「WRISTOMO」なりが、まあ第一世代機としてはこんなものなりか。ただ、「WRISTOMO」がちゃんと売れないと第2弾、第3弾の開発予定は無いという主旨の話も出ていたので、腕時計型PHSの命運は「WRISTOMO」が握っていることになるなりね。
販売は専用サイトからのみの限定販売となるので、欲しいと思った方はお早めに。