こんにちは、風邪と花粉症が一気に襲ってきてまるで盆か正月みたいな感じのエアロプレインです。JRの山陽新幹線岡山駅前で、新幹線ひかり126号が運転士の居眠りが原因の誤停車をしました。運転士が居眠り!と驚く方も多いと思いますが、新幹線は人がいなくてもちゃんと止まるように出来てるのですね。
さて、電車での居眠りといえばやはり乗り過ごしですよね。僕が関東に来てショックだったのは、終着駅で起こしてくれない電車があることです。例えば京浜東北線。僕は上野から乗り、蕨(わらび)辺りで眠りについてしまいました。目覚めてみれば南浦和。「なんだ、すぐ起きてしまったな(蕨の次が南浦和)。」と思ってみれば、なんと次の駅はまた蕨。「おぉ!?」と思ったが後の祭り、なんと終点まで行ってまた戻ってきた所だったのでした。終点まで寝ていたら、最悪でも駅員さんが起こしてくれる、と信じていた地方出の少年の夢が脆くも崩れ去った瞬間でした(笑)。
さて、そんな普通なら笑い話にしかならない電車内での居眠りですが、電車を動かす立場、しかも運転士となれば話は別です。現在の電車のほとんどは自動運転・自動停止装置がついており、運転士などが急病になっても乗客が危険にさらされることが極力無いように出来ています。でも、安全を信じて乗っているのですから、居眠りは無いですよねぇ。居眠りは国会中継だけで十分です。
さて、件の運転士曰く「まったく記憶が無い」ということで、病気だった説も流れ始めています。なんらかの心神喪失状態であったり、ナルコレプシー(居眠り病)だったのではないか、ということです。この中でも、ナルコレプシーは隠れた現代病とも言われ、社会問題をも招きかねない病気ですので、これを運転士が患っていたとしたら大問題です。病名さえもまだまだマイナーですから、その発見自体が難しいのも事実ですけどね。かくいう僕もナルコレプシーの気があったりするのですが。突然落ちる割に、殴っても起きないし。
さてさて、「運転士の居眠り」だけで終るかと思われたこのニュースですが、もしかしたらナルコレプシーの実状を広めることにまで広がるかもしれません。運転系のお仕事されている方々、くれぐれも体調管理や体の状態の把握は万全に。