コ○助はご存知の通りあまり甘いものが好きでは無いので、基本的には自らケーキ店、しかも人気ケーキ店と呼ばれるような店に並んでまで食べるような事はほとんど無いなりが、一昨日はたまたま友人の一人がどうしても行きたい店があると言うので、付き合って行くことにしたなりよ。何でも「シェフ○○(←○には名前が入っているなり)の作るケーキ」が売り物なのだとか。「シェフ」なんて言われても、鉄人の石鍋裕シェフと坂井宏行シェフくらいしか名前なんて知らないので、コ○助にとってはこの「シェフ○○」には何の有り難みも無いなりが(笑)。でも友人曰く「その筋では有名な人」なので期待できると言うなりよ。あまり気乗りはしなかったなりが、Narinari.comのネタのひとつにでもなれば良いかな、と思って思い切って付き合って行ってみることにしたなり。って、実際ネタにしてるし(笑)。
行ってきたのは雑誌などでも紹介されることしばしばだという、都内某所の某店。まあ場所を特定させるとあまり良くないので、この程度にしておくなり。店構えはそれほどお洒落な感じでも無かったなりが、若い女性のコンビと若いカップルがかなり行列をしていたなりよ。好きなラーメンですら並ぶのを拒むコ○助がなぜこのケーキ店に並ばなければならないのかと自問自答しながらも、まあ友人の顔を立てておとなしく並ぶことにしたなり。
コ○助たちは3人。ザッと見た感じでは2人連ればかりだったので、3人組はコ○助たちだけだったのではないかと。しかし、この3人組ということが裏目に出ることになったなり。
待つこと30分。列がはけてきて、コ○助たちが最前列となったなり。やっと席に着くことができる・・・と思ってホッとしたのもつかの間、店員が出てきてコ○助たちに言うなりよ。
「2人連れのお客様をお先に通してよろしいですか?」
店内の様子をうかがうと、全ての席が2人がけの席となっているようで、コ○助たちが着席するためには2人がけの席を2つくっつけて、4人がけにして3人が座るという方法しか無いようなりよ。まあ事情も分かるので、寒空の下で待つのは辛いところだったなりが納得することにしたなり。それに「よろしいですか?」と聞いているわりには、コ○助たちに選択肢は「はい」と答える以外に無かったっぽいし(笑)。
さらに待つこと30分近く。ようやくコ○助たちが着席することができたなり。たかがケーキなりが、食べるのにこんなに苦労するとは。若い人はみんな元気なりねぇ。この時点でコ○助はもうお疲れモード全開だったなりよ。
メニューを見ると、評判の店ということもあってズラリとケーキの名前が並んでいたなり。とりあえずケーキを選んで、紅茶とセットにして注文。注文してから2分くらいという素早さで、ケーキと紅茶が出てきたなり。何という手際の良さ。そんなことに感心しながらケーキを食べたなりが、まあ美味しいとは思うなりが、こんなに並ぶほどか、といった感じ。それは単純にコ○助が甘いモノが好きでは無いからなのかもしれないなりが。一応友人2人はご満悦の様子だったなり。食べ始めてから食べ終わるまで10分くらい。すると食べ終わった直後に、店員がサッとやってきて「お済みのお皿とティーポットをお下げします」とテーブルの上を綺麗さっぱりと片づけて行ってしまったなり。残されたのは伝票のみ(水もセルフサービスだったので、テーブルの上には無かったなり)。伝票のみのテーブル。この状態で長居するわけにも行かず、そそくさと出ることに。食べ終わってから席を立つまで約2分。むぅ、この店の店員は手際が良いのではなく、ハナからコ○助たちをサッサと追い出すためにプレッシャーをかけてきていたなりね。4人がけを3人で座っていたからって、そんなに邪険に扱わなくても・・・。
店に入ってから出るまでは正味15分程度。並んだ時間は1時間近く。ふぅ、人気ラーメン店だってもっとゆっくりしているなり(笑)。ケーキ店で有る以上、ティータイムを楽しむという雰囲気なのかな、と思っていたなりが、全然そんなこと無かったなりよ。何だか殺伐とした空気すら感じた落ち着かないお店だったなり。どうして人気があるのかコ○助にはサッパリ理解できず。でも行く人がいるから混雑しているなりよねぇ。分からないものなり。
ま、コ○助はもう当分この手のお店は御免といった感じ。でもまあ一度くらいは経験しておいて良かったのかもしれないなり。皆さんは混雑した店で嫌な思い、とまでは言わないなりが、落ち着かない思いをして不満に感じたことってあるなりか?あるなりよねぇ、きっと誰でも。何だか不満の募った一日だったなり。