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home > special > 【特集】人気爆発!クリスピー・クリーム・ドーナツ 【人気爆発!クリスピー・クリーム・ドーナツ 2004.05.05】 (取材・文 Narinari.com取材班)
アメリカで最もホットなドーナツチェーン
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の創業は1937年。今年で67年目を迎える老舗のドーナツチェーンですが、かつては東海岸に本拠を構える弱小ドーナツチェーンでした。地道に店舗拡大を進める「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は90年代に入り徐々に西海岸のほうへと進出。2000年にはナスダック市場に、2001年にはニューヨーク証券取引所に上場。現在は全米に300店舗近くを展開し、今やスターバックス・コーヒーの売り上げ伸び率をも上回る業績を残していると言われています。 ハワイで「クリスピー・クリーム・ドーナツ」が問題に アメリカ本土で人気爆発となった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の評判は、遠くハワイにも飛び火します。今年1月にハワイ初の店舗がマウイ島にオープンしましたが、積もりに積もった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」への期待が爆発したのか、ハワイでも大反響を巻き起こしました。マウイ島の空港近くに店舗があることから、他の島の住民がマウイ島を訪れる際に何箱ものドーナツを買い求め、家族や友人へのおみやげとして飛行機で持ち帰るのがブームとなりました。 ところが、1人が5〜6箱も買い求めて飛行機内に手荷物として持ち込むことが多いため、荷物置き場のスペースを圧迫。ドーナツにスペースを取られて普通の手荷物が置けないという困った事態を招いてしまったため、ハワイの航空会社は機内持ち込みできる数の制限をしているのだとか。おみやげのドーナツを持ち込めなかったために、泣く泣くドーナツを処分した搭乗客もいたといいます。こんな珍現象をも引き起こした「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。なかなかすごい人気です。 どのようなドーナツが売られているのか では、アメリカの人を熱狂の渦に巻き込んでいる「クリスピー・クリーム・ドーナツ」とは、いったいどのようなドーナツを販売しているのでしょうか。いくつかドーナツのメニューを見ていくことにしましょう。
上記のいわゆる常備メニューの他にも、期間限定でストロベリー・ショート・ケーキ(丸いドーナツにイチゴとクリームのフィリング両方を詰め込んで、アイシングとケーキ・クラムでトッピング……。3月終わりから5月末まで販売)などのスペシャル・ドーナツも登場するようです。 実際に店舗に行ってみる と、いうわけで、実際にどのようなスタイルで販売されているのかを調査するべく、ウォール真木がセントルイスにある店舗へと向かうことにしました。 店内に入る前から、すでにお店の周辺には美味しそうな匂いが漂っています。空調の操作でわざとドーナツの香りを撒き散らして、お客さんを呼び込んでいるのでしょうか(笑)。うなぎ屋のようです。思わずアリにでもなった気分で、フラフラと建物に吸い寄せられてしまいました。
時間が時間だった(午後4時)ためか、店内はガラガラ。でも、家族連れが二組ほどドーナツを食べています。一組はおばあちゃんと孫といった感じ。もう一組は両親と息子といったところでしょうか。お父さんが迷彩色のつなぎを着ているので、どうやら軍人さんの模様。いかつい姿ですが、コーヒーを片手に子供がドーナツを口いっぱいにほお張っているのをニコニコしながら見ている姿が微笑ましいです。 さて、店内に入ると、向かって右半分はテーブル、左半分はカウンター&ドーナツを実際に作るキッチンとなっています。このキッチンはガラスで仕切られているだけなので、お客さんもドーナツを作る工程を見ることができます。蕎麦屋で麺を打つ姿が見られるような感じです。私たちが見たときには、工場にあるような大きなベルトコンベヤーが動いていました(実際ドーナツは乗っていませんでしたが……。残念)。
ドーナツを購入するべく、カウンターに行きましょう。ドーナツは毎日全種類が販売されているわけではなく、約12種類がその日のローテーションによって作られ、販売されているようです。
おっと、今回は「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のホームページでも紹介されていなかった2種類を発見!「キー・ライム・パイ」と「NYチーズケーキ」がそれ。どちらもフィリングが詰まったタイプで、上のトッピングもゴッテリしてます。もちろん買いました(笑)。 ドーナツを買う前にカウンターに並んだ全種類のドーナツをつぶさに観察していると。お店のお姉さんが「試食サンプルいかがですか?」と聞いてくれました。「ぜひ!」と答えたのは言うまでもありません。しかし、普通「試食サンプル」って一口大に切った小さいモノに、楊枝が刺さったものをイメージしますよね? それが今回もらった「試食サンプル」は、オリジナル・グレイズド丸々ひとつ分。しかも、私と娘2人にそれぞれ、計3個もいただいてしまいました……。太っ腹です。でも、これでは、これ以上買う意味ないじゃんか……。 でも、子供がどうしても食べたい種類があったので、コーヒーとドーナツ2種類、さらにおみやげ用に半ダースを購入。すると、またお店のお姉さんが「あと4つ買うとね、お徳用の値段になってもっと安くなるの」。ドーナツ大判振る舞い状態……。結局半ダース二箱分も買いました。どうするんでしょうか、この大量のドーナツ(笑)。
モグモグと食べながら窓の外を眺めていますと、2台のスクールバスが乗り付けて来て、高校生のグループが登場。一気に店内がにぎやかになりました。
この「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。マーケティング戦略がちょっと変っています。まず、テレビ・コマーシャルは流さない。その代わりに地域のコミュニティーに密着した広報活動を行っています。そのひとつが「ファンド・レージング」と呼ばれるもの。アメリカでは、チャリティー活動やボーイスカウト、その他学校のクラブ活動などで運営の寄付金を募る際に、「ファンド・レージング」と呼ばれる、外部からの資金調達を行います。日本ではまだまだ馴染みのない言葉ですが、例えば日本で盛んな幼稚園のバザーなどがそれに当たると考えて良さそうです。例えば、学校の生徒が近所にチョコレートやラッピング・ペーパーなどを売り歩き、その収入の一部を学校に寄付する、とか。高校生が夏休みの間に、駐車場に集まって通りすがりの車を洗ったり、とか。「クリスピー・クリーム・ドーナツ」もこのような運営費調達に協力するべく、ドーナツを提供。売上げの50%を寄付しているそうです。 ちなみに、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は学校教育にも一役買っています。お店に貼られたポスターを見ると、そこには「 "Bring your report card into Krispy Kreme and for every "A", we'll give you a free Doughnut" 」と書いてありました。「通信簿をクリスピー・クリームに持ってくると、成績がA(アメリカ式5段階評価で一番上の成績)の学科ひとつにつき、ドーナツひとつをプレゼント」するのだそうです。なるほど。小学生などには良いご褒美になりそうですね。
しかし、ドーナツ2つとコーヒーを飲んだら、かなりお腹が一杯に。それもそのはず、ドーナツひとつのカロリーは最低でも200キロカロリーはしますからね。300キロカロリーのものなんてザラですし(笑)。はぁ。 最後になりますが、「クリスピー・クリーム・ドーナツ」はドーナツの他にグッズも販売しています。Tシャツ、帽子、マグカップ、オモチャ(ミニカー)などなど。結構デザインがカッコ良いですね。
☆「クリスピー・クリーム・ドーナツ」を理解するための関連サイト |
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