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「星野采配」や五輪で3敗の岩瀬仁紀投手にファンの批判が集中。
08/22 23:24 ナリナリ編集部


8月22日に行われた北京五輪の野球準決勝で、韓国に6-2で敗れてしまった星野ジャパン。日本は相手のミスにつけ込み初回に先制、3回にも加点して2点リードするという理想的な展開で試合を進めながら、終盤でリリーフ陣が崩れ、終わってみれば6点も奪われての完敗だった。全勝で予選を1位通過した韓国が強いチームだったことは間違いないが、それ以上に星野ジャパンの脆さが随所に見られた試合内容に、日本の野球ファンからは怒りの声が噴出している。

批判の矛先が向けられているのはやはり星野監督で、その内容は大きく「選手選考」と「采配」の2つ。「選手選考」は臀部に故障を抱えている稲葉篤紀外野手、深刻な腰痛の新井貴浩内野手、今シーズンは全く調子が上がらない上原浩治投手などの「本調子ではない」選手を招集したこと、「采配」は五輪では全く調子の上がらない岩瀬投手へのこだわりや、遅い投手交代のタイミング、「3番・森野将彦」や「DH・里崎智也」といった選手起用など、ファンから聞こえてくる疑問は枚挙にいとまがない。

また、星野監督と同じく批判を受けているのは、日本が五輪で喫した5敗のうち3敗してしまった岩瀬投手。投手起用は監督の判断なので「岩瀬投手を責めるのは筋違い」との意見もあるが、実際に打たれるシーンの多かった岩瀬投手にも批判が集中している。ほかに韓国戦で捕球しかけた球を落球するなど「有り得ない」エラーを犯したG.G.佐藤外野手への風当たりも強い。ただ、野球はチームスポーツ。チームを統括した星野監督が責めを負うのは仕方ないにしても、個々の選手を批判するのは「木を見て森を見ない」とする冷静な意見もある。

韓国は予選からモチベーションが高く、韓国の中央日報は「韓国と日本のプロ野球の実力差ははっきりと存在する。韓国が日本より一枚下であることは否めない」と実力差を認めつつ、今回の五輪では「韓国は五輪で兵役義務を終えていない選手を主軸にチームを構成した。最低3位以上になってこそ兵役免除を受けられるため、選手らの必勝意志が日本を破る大きな力になったのだ」と分析している。

韓国は出場24選手中14選手が兵役を終えておらず、五輪で結果を残せるかどうかはまさに死活問題だった。予選で試合に負けたあとも笑顔だった日本の選手たち、準決勝で韓国に逆転されても鬼の形相にはならなかった星野監督。チームとして、士気の面で圧倒されていたのは否めないところだろう。

五輪の野球競技は北京五輪で終わるが、来年は第2回のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック。3月5日〜3月23日)が控え、プロ選手が参加する野球の国際大会は続いていく。まだどういった体制でこの大会に臨むのかは何も決まっていないが、五輪での戦いぶりから、ネットでは「星野監督だけはやめてくれ」との声が大きくなっているようだ。




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