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小泉首相「世論に従わずにやらなきゃいけないときもある」。
04/04 05:02 コジマ


3日の内閣記者会見での小泉純一郎首相の発言なのだ。そのあとに「後になって理解されればいい」と続く。

こういう言葉を聞くと、「蓋棺論定」(棺に蓋をされて、つまり死んで初めてその人の評価が定まる)ということわざを掲げて天安門事件などで国民を弾圧した元中国の最高実力者・トウ小平氏を思い出し、独裁者を連想してしまうのは、ぼくの杞憂だろうか。小泉首相は1905年の日露講和条約(ポーツマス条約)締結時のことを例に挙げたらしいが、当時この条約締結に世論が反発したのは、日露戦争で国力が疲弊したことを国民が理解してなかったからなのだ。情報的に無知だった当時の世論と今の世論を一緒にされたらたまったもんじゃないのだ。まあ、こんな発言をしても、もはや国民に「口だけ番長」の烙印を捺された小泉首相、世論の反発の的になることもないだろう。それはそれでとても悲しいことだけど。

とはいえ、今の日本にある程度強引なリーダーシップを取れる指導者が必要なこともわかるのだ。ぼくは小泉首相を、田中角栄依頼の骨のある政治家だと思うし、まだ何かやってくれるんじゃないかっていう期待も残っている。口に出したんだから、世論に負けずに、われわれを正しい方向に導いてほしいのだ。




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