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アルジェリアで旅客機が墜落。
03/07 04:53 コジマ


朝日・読売・毎日が報道している国営アルジェリア通信によると、乗客・乗員98人中97人が死亡、AP発共同によると、乗客97人、乗員6人の計103人中102人が死亡となっている。どちらも生存者が1人いると報道している。墜落現場はアルジェリア南部の観光地タマンラセット、アルジェ行きのアルジェリア航空機国内便で離陸直後に墜落したもよう。機体になんらかのトラブルがあったようだが、墜落の原因は今のところ不明で、邦人の乗客はいなかったらしい。

アルジェリアは、1991年にイスラム原理主義組織「イスラム救国戦線」(FIS)が総選挙に圧勝したのを、原理主義政府樹立を恐れた軍とフランスが1992年に選挙を無効にしてクーデターを起こしたのを皮切りに、FISと最強硬派の組織「武装イスラム集団」(GIA)が軍・警察と衝突を続け、無差別テロなどで10万人が犠牲になっている。FISとGIAはオサマ・ビンラディン氏が構築する「ラディン・ネットワーク」の一部だが、GIAは裏で軍と結託してFIS派の村落を狙ったテロを繰り返すなど、アルジェリアはもう何が何だかわからない泥沼の内戦状態だったのだ。結局、GIAは軍に追われてヨーロッパに逃げのだが、ロンドンに司令部を置き、中東イスラム過激派の受け皿となって地下活動を続けている。

今回の事故が即テロに結び付くわけではないが、アルジェリアの情勢を考えると、可能性がないわけではない。こういった内情を抱えた国に住む人はホントに気の毒。あらためて平和をむさぼっていることを実感し、平穏無事な毎日を送れることに感謝しちゃったりするのだ。




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