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マヨネーズ消火法失敗、木造2階建て全焼。
02/21 16:13


マヨネーズ消火法って知ってますか?
てんぷら油が燃えてしまった場合、マヨネーズを容器のまま投入すると鎮火するという消火法の事です。
そのマヨネーズ消火法を行ったら逆に大火事になってしまったのが今回の事件です。

神戸市の80歳の女性宅で、台所のてんぷら鍋から出火。女性はマヨネーズ消火法を思いだし、新品のマヨネーズを一本投入したんだとか。しかし火の手はさらに強くなり、毛布を掛けても燃え続けた結果、木造2階建ての家は全焼してしまったそうで。なんとも気の毒なニュースです。

「てんぷら油が燃えたらマヨネーズ」と思ってる人は多いかもしれないですが、これ逆に凄く危ないんですよ。そもそもマヨネーズ消火法とは、マヨネーズの油の皮膜が燃えている油の表面を覆って、火を窒息させて鎮火させる方法なのですが、なかなか上手くいかないのが実情なんですね。マヨネーズの量が少なければ油を覆いきれないですし。今回の女性は新品を一本投入したようですが、それがまた危ないところだったんです。料理をする人ならわかると思いますが、高温の油に物を入れると、油って凄く飛びますよね。それが新品のマヨネーズみたいに重さがある物を投げ入れたとしたら…。容易に想像がつくと思います。ましてや燃えさかる油ですから超高温。火の手があるので、少し離れた場所から投げ入れる。どれだけ油が飛ぶか考えるだけでも怖くなります。

では、てんぷら油が燃えた時にどうしたら良いのか?ちょうどその事を特集した「ためしてガッテン」のページがありました。さすがはNHK(笑)
この特集でも、マヨネーズは危険とされています。
推奨されているのは「濡れたシーツを被せる」「鍋の蓋をする」がありますが、どちらも火を一時的に抑える程度の物だと思っていた方が良さそうです。ちなみに濡れたシーツは良く絞らないと大変危険な事になりますし、逆に乾いていたり薄手のシーツだったりすると、シーツに火が移り大きな火災に繋がる事になります。

ではこの特集でもっとも確実と書かれている方法は何なのかといえば、消化器を使うという事なんですね。当たり前の様ですが、安全で確実です。上記の方法も消化器が無い場合の時間稼ぎ程度にしかならないと思っていた方が良さそうです。
特にてんぷら油用の消化器がお勧めです。料理をする人は必ず用意しておくべきでしょうね。あ、何年も前に買った消火器があるから、というのはいけませんよ。消化器には有効期限がありますので。

と、なんだか口うるさいオッサンのようになってしまいましたが、火災で何もかも失う事を考えれば消化器なんて安い買い物です。燃えちゃった後の火災保険も大事ですけど、まずは消化器をぜひ!




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