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僕が遅刻した理由。
02/17 18:44


先週の土曜日の話。都内に行く用事があったので、電車に乗ろうとしていたんですね。途中の駅で知り合いと待ち合わせをしているので、事前に待ち合わせの20分前くらいに着く電車を乗り換え案内サイトでチェック。準備万端で家を出発したんです。

駅に到着したのは電車到着10分前。小さな駅のために券売機は3つくらいしかないのですが、並んでいる人数もそんなにいないのですぐにキップも買えそうです。この時点では何一つ問題は無かったんですね。
と、券売機待ちの列が僕の前まで来たときに、ついに問題が発生したんです。僕の前に並んでいたのは、4歳くらいのお子様を連れた若いお母さん。
「ボクが買う〜!!」
閑静な駅構内に響き渡るお子様の絶叫。お母さんは「タックンはまだ無理よ〜」なんて言いながらお子様の頭を撫でています。子供の名前は拓哉か琢郎なのかな?まぁそんな事はいいとして、お母さんは優しくタックンを止めたわけです。
「ボクが買うの!できるもんできるもん!」
タックン、ますますヒートアップです。するとお母さんは
「じゃあお母さんが言うとおりにやってねー」
とタックンを抱っこし始めたんです。あぁこりゃ長くなるなぁと思った僕は隣の列へ移動。予想通りお母さん&タックンは時間がかかってる様子です。

さて、ようやく僕の番。僕が買いたい切符は1110円という高い切符だったので一万円札を投入しました。するとスルスルと一万円札は戻ってくるではありませんか。戻ってきた一万円札をまっすぐ伸ばし、方向を変えて再び入れてみます。やっぱり戻ってくる。もう一度券売機を確認しますがちゃんと一万円札対応機になっています。財布の中には千円札が一枚だけ。後ろに誰も並んでいない事を確認して、小銭入れを覗きますが、そこに入っていたのは3円だけ…。慌てて窓口に行き、事情を聞くと共に両替をお願いします。
「あ、今は一番奥の機械だけが一万円使えるから」
駅員さんはそう面倒くさそうに答えました。一番奥の券売機…予想通りお母さん&タックンです。しかし、お母さん&タックンの券売機からは「ピピーピピー」と、切符を排出する音がしているので、すぐに買えそうだと判断、またお母さん&タックンの後ろに行きます。そこで聞こえたんですよ、死の宣告が…。

「お母さんの分の切符も買うからねー」
「ボクが買うの〜!!」
ヤバい!これ以上待たされたら乗り遅れる事確実です。仕方ないのでお母さんにお願いしました。
「すみません。電車がもう来てしまうので急いでいただけますか?」
返ってきたお母さんの返事はこうでした。
「電車に乗るのは私だって同じなんですけど?」
予想外の返事に戸惑いながらも、さらに低姿勢でお願いします。
「申し訳ないのですが、一万円札が使えるのはこの機械だけなので、隣りに移っていただけませんか?」
隣の券売機は空いています。しかし、お母さんはあからさまに不機嫌な表情をし、
「ハイ、タックン。後ろのおじちゃんに怒られるから早くしましょうね〜」
これにはかなり呆然としましたが、ここで討論しても電車は待ってくれません。グッとこらえます。手際の良くなったタックンがもう一枚の切符を買いました。慌てて僕も切符を買います。すぐさま改札を抜け、ホームまで走ろうと思った瞬間にガタゴトと出発していく電車を見てしまいました…。でも大丈夫。20分の余裕を持って出てきてるはずです。多少落ち込みながらも次の電車の時刻を確認。

…34分後。

足の力が抜けていく事を感じながら、乗り換え案内で目的の駅に着く時刻を再検索。
結果は待ち合わせに15分遅れで到着する模様。もう泣きそうになるくらいに落ち込んでしまいましたが、まずは知り合いに遅れる旨を伝えなくてはなりません。ケータイを耳にあてる僕の隣をお母さん&タックンが通りがかりました。
僕が電話してるから聞こえないと思ったんでしょうか。その時にお母さんは言ったのですよ。
「ほらタックン?自分の事ばかり考えて文句言ったりしてると、良い事ないのよ〜」

言ってる事は間違ってません。間違ってないんですけど…。
切符を買う練習も大切でしょうけど、できればもう少し券売機の多い駅で、人が少ない時間帯にやってほしかったと強く思った出来事でした。




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