薬局にて。

最近よく登場する、スタバの兄さん。こないだ、店内を回りつつギター弾いてました……。ほんと、君のような店員がいるからこそ、このスタバは「何でもアリ」空間になるんでしょうね。ウォール真木です、こんにちは。

でも、勉強中にジャカジャカうるさいっつの……(汗)。

まいど、ありがとう。

さて。

ウォール真木は、アメリカで生活しているくせに、いわゆる人種差別的な態度をとられたことがありません。

ってか、取られても気がつかないだけ、という説が濃厚(笑)。

しかも、マイノリティーだという自覚もないようです。ふっと、「おや、今ここにいる中で東洋人はワタクシだけだ」と、気付くことはありますが、自分の顔は自分じゃ見ることが出来ませんし。たとえ、その事実に気がついても別になにが変わるワケでもございません。

なので、今朝起こったことも最初は理由が判りませんでした。

薬局でレジに行きますと、店員さんがちょっと離れているタイミングでした。でも、レジが見える場所で作業をしていたので、ワタクシが来たことは気付いたようです。で、こちらに歩いてきてくれたんですが、途中でアジア人の男性になにかを聞かれ、それに答えつつ店員さんはさらにレジまでやってきます。

この男性はまだ英語に不慣れな人のようでしたので、何度も質問をして、確認するようにしていました。そしてその男性がお店を出た直後、店員さんが、

「ほんっとにしつこいったら。ああいう人たち、大嫌いなのよねっ！」

と、口にしたのです。しかしワタクシの方をむいた途端、ギョッとして、

「えっと、あの…。だって時間を取られると、あなたのように他のお客さんをお待たせすることになるし、『そういう意味』で言ったことじゃないのっ。判るでしょ? 失礼な態度を取るつもりじゃなくて……。でも、気を悪くしたらゴメンナサイ。でも、本当に『そんな意味』でいったんじゃなくて。ああ、スミマセン……」

あせってます。かなり、あせってます。

あ、そうか。私もアジア人だからか。帽子をかぶっていたので、最初は気付かなかったんでしょうねぇ。東洋人に差別的な態度を取ったのを、これまた東洋人に見られてしまい、まずいと思ったんだろうなー。

ってか、彼女のあたふたとした態度がなかったら、ウォール真木は彼女が最初にいった内容なんて、

絶対に気付きませんでした(笑)。

怒る気も、謝罪を受けとる気も、どちらも必要ないと思ったので、何も言わずにお店を出ましたとさ。

まあ、黙っていることで店員さんをさらに焦らせることになったんでしょうが、その反応を多少なり楽しんだのも事実です（←イジワル）。