人気「社交ダンス」リアリティ番組、生放映中に出演者が気を失う。

2007/10/25(Thu) 10:51

アメリカで人気のリアリティ番組のひとつ、ABCネットワークの「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」。踊りの経験がまったくない有名人がプロのダンサーと組んで、優勝を目指して競い合うという番組です。日本で言うと、今ではちょっと懐かしい「ウリナリ!芸能界社交ダンス部」といった感じでしょうか。毎年春と秋の2回シリーズ放映があって、今回で5回目となります。

前回の「2007年春シーズン」では、ショート・トラックのスケーターとして、オリンピックで金メダルをゲットしたこともある、アポロ・アントン・オーノが優勝しました。彼に限らずこの番組の挑戦者たちは、スポーツ選手や懐かしの女優や俳優、そして昔のアイドルなど、幅広いジャンルの「セレブ」が揃っています。

今回の最新シーズンでも、スパイス・ガールズのメラニーBだとか、「アバクロ」のモデルとして有名になったアルバート・リードだとか、なぜか全米プロ・バスケットボール(NBA)、「ダラス・マーベリック」のオーナーであるマーク・キューバンという人も出ています(笑)。NBAのオーナーってアナタ、バリバリの実業家だろうに、なんでテレビで踊っているのさ?

さて、その今シーズンの出演者の中には、日本でも一定の世代以上なら知っている「オズボーン」兄弟の妹である、マリー・オズボーンも出演しています。日本ではあまり知られていませんが、彼女自身も歌手として一時アイドルだったのです。その後は、兄のダニー・オズボーンとトークショー番組を持っていたり、今でも米国では結構知られてる存在。ぽっちゃりして人懐っこい笑顔と元気のよさが、なんとなく親しみを感じさせるらしいです。

その彼女が先日「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の生放送中に、意識を失って倒れるというハプニングがあったそう。コンテストの踊りが終わり、審査員の感想を聞いている時に起こったそうなんですが、生放送だったためにスタジオは騒然。MSNBCのニュース元ページからその時の様子がビデオでご覧になれますが、本当に突然ぶっ倒れてます(汗)。

それでもその後、人々に支えられながらセット裏に移動した彼女は、笑顔を見せる余裕を見せ、番組終了間近にはまた元気に立ち上がっていたそうです。本人曰く、

「時々激しい運動をすると呼吸困難で息が出来なくなっちゃうのよねぇ……。まあ、私って『眠れる森の美女』って感じで、元からか弱いイメージあったでしょ?」

だそうで、アクシデントの後に笑いを取るのも、やはりプロ根性ですな(笑)。とりあえず、大事をとってお医者さまに検査してもらって下さいな。

参照記事
Marie faints, Mel wows the judges on ‘Dancing(MSNBC.com)−英文−
「サバイバー」から6年、ただいま米国で人気のリアリティー・ショーは「スケート」!(日経トレンディネット)

 

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