菊池凛子のファッション・スタイル、米国での評判は?
2007/02/22(Thu) 12:47
今週の日曜日は、ハリウッド映画界で最も名誉ある祭典、アカデミー賞の授賞式が開催されます。Narinari.comでも過去数年に渡って授賞式の結果をリアルタイムでお伝えしておりますが、今年もウォール真木、テレビの前でかぶり付きの予定でございます(笑)。 さて同セレモニー、もちろん受賞結果も気になりますが、会場に集まるスターたちのファッションも気になります。レッドカーペットでカメラマンのフラッシュを浴びるセレブたちは、この日のために、お気に入りの有名デザイナーに特注のドレスを注文し、スタイリストを何人も雇い、仕上げのダイエットなんかもして、それこそ完璧な自分を作り上げるのだとか……。 さて本日発行の米新聞 "USA Today" の紙面上でも、今年のオスカー授賞式でスターがどんな装いをしてくるのか、そのファッション・チェックがおこなわれておりました。そして日本から「バベル」で助演女優賞にノミネートされている菊地凛子も登場し、ケイト・ブランシェット、ジェニファー・ハドソンなどと並んでポーズを取っていました。 アカデミーの前哨戦となるゴールデングローブ賞や全米批評家協会賞などのセレモニーでは、個性的なドレスで話題をさらった菊池。その彼女を "USA Today" は "Surprising Camereon" と評しています。「驚きのカメレオン」ってことは「毎度、予想も出来ない格好で来る」という意味合いもあるのですが(笑)、「シャネルを個性的に、しかもファンキーに着こなしている点が素晴らしい」となかなか上等なコメントを貰っていました。 その他、ブランシェットは "Unpredictable savoir -faire" として、アバンギャルドもシックも着こなすスタイルが絶賛され、ハドソンは "Confident and Classic" と、痩せ細ったハリウッドスターが多い中で、自身のふっくらした体型を見事に自分の魅力のひとつにしている、とコメントされていました。ハドソンにいたっては、昔ながらのカクテルドレスを素敵に着こなしているので、ウォール真木は個人的にも好きですねぇ。 菊池のファッション性は、アメリカ人からみると奇抜すぎるところもあって、ある意味賛否両論なんですが、それでもこうやって全米発行の新聞で褒められているのを読むのは、同じ日本人としても嬉しい限りです、はい。
参照記事
USA Today −英文−
|