「ミッション・インポッシブル III」が初登場1位、週末北米映画興行収入。
2006/05/08(Mon) 13:50
(このコラムには映画のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意下さい) 今週は「ミッション・インポッシブル III」("M:i:III")が初登場で首位。最近いろいろと私生活の方ではお騒がせなトム・クルーズが主役とあって、同作品をちょっと謙遜している雰囲気もあったのですが、フタを開けたら、おやまぁ大成功じゃありませんか。今回主人公のイーサン・ハント(クルーズ)の敵を演じるのは先の2005年度アカデミー賞で「カポーティ」の演技が評価されて助演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマン。印象的な演技が得意な彼ですが、アクション映画でもその奇抜さが目立つことになるのか。ストーリー自身よりもなんだか注目してしまいそうですねぇ。3位に登場した "An American Haunting" は1818〜1820年にテネシー州で起こったという事実に基づいた映画で、幽霊にのろわれた家族を描いています。アメリカの歴史上、唯一「幽霊が原因で人が死亡した」ということが公的に記録されている事件として有名なんだそうです。農場で平和に暮らしていたベル家族の周辺に次第に不可解な出来事が起こるようになり、末の娘には実際に霊が接触してくるようになって……。こわー(汗)。 9位の "Hoot" はフクロウを守るために自然保護のデモに参加することになった少年とその家族のお話。環境を守ろう!というメッセージ映画なのかと思いきや、どうやらファミリー・コメディ仕立てになっているみたいですね(笑)。【今週末の北米週末興行ランキング】 原題映画タイトルのみ (カッコ内は週末収入 -単位:万ドル-) 1. Mission: Impossible III ($4,800) 2. R.V. ($1,110) 3. An American Haunting ($638) 4. Stick It ($552) 5. United 93 ($520) 6. Ice Age: The Meltdown ($400) 7. Silent Hill ($390) 8. Scary Movie 4 ($376) 9. Hoot ($340) 10. Akeelah and the Bee ($340)
参照記事
USA Box Office: 6 January 2006(IMDb.Com) −英文−
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