「アーロと少年」監督が明かす、“臆病者”アーロの成長の描き方。

2016/06/14 16:01 Written by Narinari.com編集部

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ピクサー・アニメーション・スタジオ創立30周年を記念して、恐竜と少年の心温まる友情と冒険を描いたディズニー/ピクサーの長編アニメーション映画「アーロと少年」。6月29日には先行デジタル配信が始まり、7月6日にはMovieNEX(4,000円/税別)が発売となるが、このたび、ピーター・ソーン監督が主人公の恐竜アーロの人物像について語る、MovieNEX収録のボーナス映像の一部が解禁となった(https://www.youtube.com/watch?v=zs1YUA4RO8A&feature)。

もしも地球に隕石が衝突しなかったら…? 主人公は、甘えん坊で父親がいないと何もできない臆病な恐竜、アーロ。激しい嵐で大切な父親を亡くし、自身も川に流された時に救ってくれた人間のスポットと出会い、力を合わせて困難を乗り越えていくうち、ふたりは言葉を超えた心で通じ合う、人生初の友だちになっていく。

本作で長編監督デビューを果たしたソーン監督が重要な要素だというのは、やはりキャラクターをどう描くかという点。観客が知りたいのは恐竜アーロと少年スポットが一体どのような人物なのか、ということだと明かす。そしてアーロは、ビクビクしている様子をアニメーションとして取り入れ、怖がりで臆病者の小さな恐竜だということを表現したという。

そんなアーロの成長を、アニメーション監修マイケル・ヴェンチュリーニは、彼の姿勢や体つきで表現した。映画の最初のうちは、アーロは弱々しくて、首を曲げ、肩も丸め、ひざも曲がっていて、いかにも自信のなさを漂わせている。ところが、やんちゃで強気の少年スポットと出会い、大冒険を繰り広げていくなかで、アーロは心身共々たくましくなっていく。冒険を終える頃には、真っすぐな姿勢でそそり立つたくましい恐竜として描くことで、観客はアーロが臆病者から強い恐竜へ成長したことを実感することになる。キャラクターの内面を自然にかつ見事に表現する、卓越した3DCGアニメーションに注目だ。

ストーリー・スーパーバイザーのケルシー・マンも、アーロが成長するには、ひとりで冒険の旅に出る必要があったと話している。家族の元を離れてしまったアーロは、様々な困難をスポットとともに乗り越えることで、一人前になるために必要な勇気と自信を得ることができた。

同じようにスポットも、最初は四本足で歩く獣のようだったが、アーロと共に冒険を繰り広げるになかで、豊かな喜怒哀楽を示すようになり、気がつけば二本足で歩く人間らしい少年へと成長している。

恐竜と人間の少年が出会い、共に過ごしていくうちに互いの孤独感や優しさ、強さに気づく。やがて彼らの間で、種を超えた真の友情が芽生え、感動のラストを迎える。本作は、新しい世界に一緒踏み出そうとするすべての人に、勇気とエールを贈る作品だ。

「アーロと少年」は6月29日より先行デジタル配信開始、7月6日よりMovieNEX発売。

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