サグラダ・ファミリアはなぜ2026年完成、プロジェクトに迫る記録映画。

2015/12/14 00:16 Written by Narinari.com編集部

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アントニ・ガウディ世紀のプロジェクト「サグラダ・ファミリア」にまつわるドキュメンタリー映画「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」が、12月12日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開された。

カタルーニャの建築家アントニ・ガウディが構想し、1882年の着工から133年経った現在に至るまでいまだ完成していない未完の建築プロジェクト、サグラダ・ファミリア。ガウディによれば、サクラダ・ファミリア大聖堂の全体は1つの巨大な楽器として構想されていたそうだ。十二使徒の塔は、内部に螺旋階段が設けられ、旅行者が登ることもできるようになっているが、基本的に人間が入るためのものではなく、実は鐘楼としてつくられているという。

完成後に取り付けられる84本の鐘を鳴らすと、厳密に設計された建物が一つの巨大な楽器となり、バルセロナの街中に鐘の音が鳴り響く。

本作にも出演している彫刻家の外尾悦郎氏いわく「ガウディは本当に人間を幸せにするものをつくろうとしていたと思います。建築や彫刻などの造形でなく、光や音も組み合わせて総合劇術」と述べている通り、ガウディ建築は彫刻以外にも音や光にも拘り、設計されている。

現在はまだ鐘が取り付けられていないが、正時の時刻を告げる音として鐘の音は流れている(https://www.youtube.com/watch?v=Nte_aOdy5qo)。ただし、それはシンセサイザーの音。それでもどこかやさしく幸せな気分になるような音色だ。

2026年に完成すると発表されたサグラダ・ファミリア。その鐘が一斉に鳴り響くとき、街全体がサグラダ・ファミリアの音楽で一つになることを、この映画を観ながら想像してみるのも面白そうだ。

映画「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」は12月12日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて、全国順次公開。


☆「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」あらすじ

かつて、完成までに300年かかると言われていた、アントニ・ガウディ世紀の一大プロジェクト「サグラダ・ファミリア」は、いかにして2026年完成予定となったのか。スペイン、バルセロナ。2005年に世界遺産に登録され、年間300万人を超える世界中からの観光客を魅了するバルセロナのシンボル、サグラダ・ファミリア。カタルーニャ州の建築家アントニ・ガウディが構想し、1882年の着工から133年経った現在に至るまでいまだ完成していない建築プロジェクトを、スタッフしか入れない内部の映像と建築関係者らのインタビューによって解明するドキュメンタリー。

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