園子温の新作は怪獣特撮映画、血も出ない&エロくない&誰も死なない。

2015/01/20 07:00 Written by Narinari.com編集部

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園子温監督の新作「ラブ&ピース」が、2015年初夏に全国ロードショーされることが決定した。そしてこのたび、長谷川博己、麻生久美子、西田敏行ら豪華な出演者も発表。ティーザービジュアルや特報映像(https://www.youtube.com/watch?v=C29sLh__nOE)も解禁となった。

これまでの“園子温ワールド”のイメージとは一線を画す本作は、「血が出ない」「誰も死なない」「エロくない」。しかし、園監督らしい超展開はそのままに、愛と希望と夢で綴られた極上エンタテイメントに仕上げている。

そして園監督が初の特撮を用いて演出し、崩壊する東京の街に巨大化した“LOVE”=愛の怪獣が東京の街に出現。驚愕の超展開でありながら、東京に愛が降り注がれるそのクライマックスは、観たこともない感動と涙を誘うこと間違いなしだ。

2015年夏。来るオリンピックに向けて盛り上がる東京の街。楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)は、以前はロックミュージシャンを目指していたが挫折し、それ以来うだつのあがらない毎日を過ごしていた。同僚の寺島裕子(麻生久美子)に想いを寄せているが、小心者すぎてまともに話すこともできない。ある日、良一はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。良一は、その亀にピカドンと名前をつけてかわいがるが、会社で同僚にからかわれピカドンをトイレに流してしまう。すぐに後悔し失意の良一だったが、ピカドンがその後下水道を通り地下に住む謎の老人に拾われたことにより、良一にはその後には思いもよらない超展開が待っていた――とのストーリーが描かれる。

長谷川、麻生のほか、本作で「希望の国」を観て以来出演を待望していたという西田敏行が、物語の鍵を握る謎の老人役で出演。さらに渋川清彦、奥野瑛太、マキタスポーツ、深水元基、手塚とおる、田原総一郎、水道橋博士、宮台真司、茂木健一郎、津田大介、真野恵里菜、神楽坂恵、松田美由紀と豪華出演陣が集結した。

そして今回、特撮を駆使したキャラクターたちの声の出演に星野源、中川翔子、犬山イヌコ、大谷育江と、個性的な俳優・声優たちが出演している。

また、巨大な亀の上にメインキャスト3人ほかが描かれているティーザービジュアルのイラストを手掛けたのは、漫画家・イラストレーターとして活躍している山田章博。また、このアートディレクションは本編で特技監督を務めている特撮界の俊英・田口清隆が手がけた。

映画「ラブ&ピース」は、初夏、全国ロードショー。


☆長谷川博己 コメント

今回、園子温監督作品で二度目の出演、そして初めて主演を務めさせていただきました。一人の冴えないサラリーマンがロックスターになる、そして怪獣が出てくる特撮映画だ、と聞いて一体どんな映画なのか想像がつきませんでしたが、出来上がった作品をみて不覚にも涙しました。見る人たちそれぞれにカタルシスのある作品です。過酷な撮影は、二度と園監督の作品に出たくない!とも思わせましたが、やはりやって良かった!また新たな一面を引き出していただきました。園子温監督の自由な発想、魂の叫び、また皆さんが度肝を抜かれる事となるでしょう。どうぞお楽しみに。


☆麻生久美子 コメント

園さんとは、10年以上前に、未だ公開されていないショートフィルムでお仕事した事があって、その後にドラマ「時効警察」でお世話になりました。そして今回、園さんオリジナルの作品に出演させて頂く事になり、とても楽しみにしていました。衣装合わせの時には、とにかくダサく、色気はゼロで麻生久美子だと分からない感じでやって欲しいと言われたので、今までにない自分を引き出して貰えそうでワクワクしたのを覚えています。ストーリーもファンタジーで心に響き、今まで観た事のない素敵なとんでもない映画になっていると思います。やっぱり園さんの才能は計り知れない凄さがあると思いました。一緒にお仕事出来てとても楽しかったです!


☆西田敏行 コメント

下水道のセットの中でひたすら一人芝居をするという、今までで初めての体験をしました。人間の共演相手もなく、撮影中はこれで大丈夫なのかななんて不安に駆られながらやっていたんですが、出来上がった作品は素晴らしく、手に汗握りながら最初から最後まで楽しく観ました。とても園子温監督らしい映画だと思います。

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