イーストウッド新作の特報映像、米軍史上最強“伝説の狙撃手”描く。

2014/11/09 07:30 Written by Narinari.com編集部

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「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー賞監督賞に輝いたクリント・イーストウッド。その最新作「アメリカン・スナイパー」の日本の公開日が、2015年2月21日(土)に決定し、特報映像も解禁された(https://www.youtube.com/watch?v=EMGKxHyz6G8)。

本作はハリウッドでいま最も輝く名優ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強と謳われた“伝説の狙撃手”クリス・カイルの真実を描くヒューマン・ドラマ。銃弾を装填する音から始まる特報映像は、常にターゲットに照準を合わせる主人公と、戦地での手に汗握る緊迫感をリアルに描く。だが、そこは“生と死”が隣り合わせの世界。生きる喜びと証がフラッシュバックで挿入されるが、次第にその照準は、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子どもへと向けられていく……。

イーストウッドの最新プロジェクト「アメリカン・スナイパー」は、13週にわたりニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)の映画化。

クリスは米軍のイラク活動において、その腕前で多くの同胞を救い“レジェンド”の異名を持つ人物だ。だが本作は、単なるヒーロー物語ではない。彼の腕前は敵の知るところとなり、クリスの首に賞金をかけられ、反乱兵たちの標的となる。一方、故郷に置いてきた家族を思い、遠い戦地にいながらも良き夫、良き父でありたいというジレンマも抱えていた。2003〜2009年までの間で、過酷な遠征は4回。そして戦地から引き上げ妻子の元へ戻った彼は、戦争の傷を拭えずにいるのだった。

クリス・カイル役には、「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」で2度のオスカー・ノミネートを果たしたブラッドリー・クーパーが務め、共演にはシエナ・ミラー、ジェイク・マクドーマン、ルーク・グライムス、ナヴィド・ネガーバン、キーア・オドネルらをキャスティング。

米国がいま直面する問題に真っ向から挑んだ意欲作は、今年12月25日に北米で限定公開となる。その後、2015年1月16日に全米公開という興行を設定していることもあり、2015年のアカデミー賞レースの大本命と米各誌は見ているようだ。

プロデューサーとして自ら映画化権を獲得したブラッドリー・クーパーは、撮影に当たって、厳しい食事制限や、ネイビー・シールズとの過酷なトレーニングも敢行し、体当たりで役作りに臨んだ。

賞レースについてクーパーは「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」とコメントしている。

日本公開は、現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日、2月21日に全国ロードショー。

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