にゃんこの住処がわかるサイト、スパコン使い世界中から情報収集。

2014/07/31 19:33 Written by Narinari.com編集部

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日々膨大な量の情報が蓄積されていくおかげで、知りたいことを検索すれば、すぐに答えを見つけ出せるようになったインターネットの世界。そこにまた、これまでになかった“答え”を教えてくれる1つのサイトが誕生した。米国の大学准教授が作った「I Know Where Your Cat Lives」(http://iknowwhereyourcatlives.com/)は、Googleマップ上に、世界中で飼われている“猫の住みか”を表示してくれるサイトだ。

米紙USAトゥデーや英紙メトロなどによると、このサイトを開設したのは、米フロリダ州立大学芸術学部のオーウェン・マンディ准教授。彼は大学のスーパーコンピューターを利用して、画像共有サイトなどに書き込まれた「猫」という言葉を検索し、公開されていた約100万枚の写真を見つけ出して、画像のメタデータに含まれる緯度と経度の情報から、Googleマップ上に写真の猫がいる場所を表示するサイトを構築した。

しかも、毎日数千匹単位で新たな猫の情報が加わっており、マンディ准教授によれば現時点で「1,500万のイメージ」がサイト内に表示されているそうだ。彼は、今後のサイト運営費を募っている「Kickstarter」の中で、猫という「ユーモラス」な存在を利用して、ネット上でのプライバシー意識が低下している現状について「調査」するためにサイトを開設したと説明。つまり、サイトに表示されるのは、画像と共に様々な情報まで一般公開してしまっている人の猫というわけで、投稿した人が「プライバシー設定を変更して」位置情報が分からなくなれば、サイト上からは消えるようになっているという。

ただ、地図上に写真やマークで居場所を表示しているだけとはいえ、全く関係ない人が見るには面白いサイトだが、もしもそれが自分の情報だと気づいたら、怖さを感じるという人もいるかもしれない。そんな人たちに、ネットを利用する際のプライバシー意識について注意を促すのがこのサイトの存在意義で、地図上から猫の表示が消えてサイトが成り立たなくなった時こそ、ある意味マンディ准教授の目的が達成された時とも言える。

ところがこのサイトを開設した後、「どうしたら私の猫が地図上に表示されるのか」という問い合わせを少なからず受けたと話すマンディ准教授。楽しみと知った上で、あえて彼のサイトに居場所を表示させようと思う飼い主もいるようだ。ともかく、自分のプライバシーを守るのはまず自分自身で気を付けることが大事なわけで、ネット上に書き込みや投稿をする際には、自分で様々な情報を管理する知識を最低限もった上で、上手に活用したいところだ。

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