レース乱入の一般車に非難囂々、車内から撮影の動画公開で反省の色なし。

2014/06/17 14:33 Written by Narinari.com編集部

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残念ながら世の中には、他人のことはお構いなしに、人とは違う行動をするのが誇らしいと勘違いして迷惑をまき散らす人間がいる。先日、英国のサーキット場で、若者3人の乗った一般車が、選手たちが走行していたコース内に侵入する事件が起き、一時レースが中断する事態が起きた。しかも、乗っていた1人が車内で撮影した動画をインターネット上で公開したため、無謀な行動をしながら反省の色を見せていないと、多くの人から非難を浴びている。

英紙セブノークス・クロニクルやデイリーメールなどによると、この事件は6月14日、英南東部のケント州にあるブランズ・ハッチサーキットで発生した。4時間にわたって行われたこの日のレース中に、選手たちのレース専用車に混じって走る一般車が突如として現れ、観客たちにも目撃されたという。その一部を撮影した動画が「VW Polo, Fun Cup, Brands Hatch 2014」(https://www.youtube.com/watch?v=Mp1lF0bmBCw)。確かにそこには、スピードが違うレース車に次々と追い抜かれながらも、コース内を走っている1台の一般車が映し出されている。

この無謀な行動を引き起こしたのは、サーキットに程近いケント州トンブリッジに住むとされる22歳の男。直接男に取材を行ったデイリー・メール紙に、彼は「人生は一度きり」「毎日が人生最後の日だと思って生きている」と話し、今回の行動について「人とは違うことができたのは誇り」(英ニュースサイトケント・オンラインより)とも語ったという。しかしその結果、彼らの車を確認した主催者が「赤旗」を出してレースを一時中断させる判断を下し、コース内からピットレーンへ誘導して安全を確認した上でレースを再開。その間選手たちや観客は、20分間対応待ちを余儀なくされたそうだ。

さらに多くの市民を怒らせたのは、後部座席に乗っていたとされる男の友人による動画の投稿。友人男性が車内から撮影してFacebookに公開した動画はYouTubeにも投稿され、話題を呼ぶことになった。その「Idiotic teenagers make fools of themselves at Brands Hatch」(https://www.youtube.com/watch?v=kAPT72Mzt2c)という動画は、男がコース脇の駐車場内をどんどん進んでいくシーンから始まっており、彼の意図を察した助手席の彼女がだんだんと取り乱していく様子も分かる。

そして車は、駐車場からピットレーンへと侵入。混乱しながら、時に涙声混じりに必死に止めようとする彼女をよそに、男と友人男性は大きな笑い声を発し、自分たちがしたことを大いに楽しんでいたようだ。当初は、彼らの動画がフェイクと疑う人も少なくなかったようだが、やがて事実関係が明らかになるにつれてこの動画がインターネット上で話題になっていき、多くの人が「あまりにひどいバカ」などとコメントし、彼らの行動を非難している。

そんな状況になっても、全く反省の色が見せていない様子の男。結果的に、一般車でもコース内へ入れる環境にしてしまっていた主催者側の対応にも問題はありそうだが、現在主催者側は彼らがどのようにしてサーキットへ入って来たのか経緯を調査しているそうで、今回の一件を把握し「関心を寄せている」地元警察も関係者の事情聴取を始め、捜査に入る構えを見せているという。

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