スピルバーグ“認めすぎ”疑惑、過去にお墨付きを得た人々を検証。

2014/05/23 14:15 Written by Narinari.com編集部

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映画ファンでなくとも、誰しもその名を知るであろう、ハリウッドの巨匠スティーブン・スピルバーグ。最近では「あのスピルバーグが認めた!」「スピルバーグ絶賛!」「スピルバーグも納得の○○」といったコピーを見聞きする機会も多いかもしれない。恐らく世界で最も成功した映画監督と言っても過言ではないスピルバーグだけに、そんな彼が“認めた”という言葉には不思議な魔力がある。ただ最近、やたらと“認めている”気がするのもまた事実。果たして本当に彼に認められることが凄いことなのか。本当は何でもかんでも絶賛してしまう人なのでは……? 検証すべく、過去に彼からお墨付きを得た人(?)たちをまとめてみた。

最新の“スピルバーグが認めた”俳優は、大人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のジェシー役で高い評価を得たアーロン・ポールだ。

日本では6月7日に公開となるカー・アクション映画「ニード・フォー・スピード」のキャスティングの際、当初主人公と敵対する人物の役で起用される話も挙がっていたが、アーロン・ポールのオーディションテープを観たスピルバーグが「この若者はすごいな。トビー役として考えるべきじゃないか?」と彼を絶賛。スコット・ワウ監督とともに彼を“次世代のスティーヴ・マックィーン”と称し、セリフすら必要としないほどの力強さと、スクリーン上での存在感、本物の身体能力を備えた俳優として主演に抜擢された。

「ニード・フォー・スピード」以降は、モーゼの人生と時代をベースにしたリドリー・スコット監督による20世紀フォックス作品「Exodus」(2014年12月公開予定)でクリスチャン・ベールらと共演するなど、大作にも出演。今後の活躍にますます期待が集まっている。

また、過去に“スピルバーグが認めた”俳優、監督、作品を、いくつかピックアップして見ていこう。

◎スピルバーグが認めた天才子役:ダコタ・ゴヨ

映画「リアル・スティール」(2011年)でヒュー・ジャックマンの息子役を演じ、製作総指揮のスピルバーグに「奇跡の俳優」と称された注目の子役。スピルバーグは彼を「観客を夢中にさせる、才能を超えたマジカルな何かを持った“特別な少年”」であると絶賛し、来日時には日本の天才子役・芦田愛菜と対面し話題となった。


◎スピルバーグが認めた元・天才子役:ドリュー・バリモア

スピルバーグに才能を見いだされ、大ヒット映画「E.T.」への出演により天才子役の名を欲しいままにしたドリュー・バリモア。今日に至るまで、「自分に与えられたキャラクターを演じるんじゃない。そのキャラクターになるんだよ」とのスピルバーグの教えを守っていることを、先日ニューヨーク・タイムズ紙に告白した。


◎スピルバーグが認めた映画監督:是枝裕和監督

第66回カンヌ映画祭授賞式で審査員賞を受賞し、その内容から日本でも多くの物議を醸した是枝裕和監督による「そして父になる」。同映画祭で審査員を務めたスピルバーグは同作に感銘を受け、彼が率いる米映画製作会社ドリームワークスの手でリメイク版を制作すると発表。キャスト、スタッフ、公開スケジュールなどの詳細について注目が集まっている。


◎スピルバーグが認めたホラー映画:「パラノーマル・アクティビティ」

ゲームデザイナーのオーレン・ペリが監督・脚本を務めた自主製作映画。監督もキャストもすべて無名の人物でありながら、その圧倒的なリアルさと恐怖にスピルバーグが本作を絶賛した。リメイク権を得たものの、完成度の高さからハリウッドの一流の技術を持ってしても本作の恐怖を超えることは不可能と考え、諦めたという逸話がある。このシリーズは日本でも大ヒットし、「日本版続編」も製作されたほど。


◎スピルバーグが認めたキャラクター:ダンボー(「よつばと!」)

あずまきよひこのマンガ「よつばと!」の人気キャラクター・ダンボー。スピルバーグはその愛くるしさとユニークさを認め、特例として自身の作品のCM(ブルーレイ「JAWS/ジョーズ」の発売CM)に、初めて日本のキャラクター使用を公認した。

と、いうように、スピルバーグは何でもかんでも絶賛している訳ではない。才能発掘のプロとして誰よりも早く新しい才能を認め、育み、世に伝えていた。その結果として、彼が認めた才能の多くは、その後世界中から評価を受けている。

2014年、スピルバーグが真っ先に認めた俳優アーロン・ポール。まだまだ日本での知名度は低いが、最新作「ニード・フォー・スピード」を皮切りに、彼の今後の活躍にも注目しておきたいところだ。

映画「ニード・フォー・スピード」は6月7日(土)より全国公開。

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