「友達いない」息子に母が奮起、誕生日祝うページに180万人が参加。

2014/02/14 11:31 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


子どもの頃、多くの友だちを招いて誕生日パーティーを開き、楽しい思い出を作った人は少なくないだろう。しかし米国のある男の子には、そんな素晴らしい誕生日の思い出がなかった。なぜなら、彼には一緒に祝ってくれる友だちが全くいないから。今年3月に迫った11歳の誕生日の予定を聞いた彼の母親は、「友だちがいない」という言葉を息子から聞き、深く悲しんだという。そこで彼にも喜びを与えたいと思った母親は、彼の誕生日にお祝いの言葉を送ってくれるよう広くお願いするFacebookページを開設。そのページは瞬く間に知れ渡り、いま、大きな注目を集めている。

米放送局NBC系列WOOD-TVやABCなどによると、話題のFacebookページを開いたのは、ミシガン州カラマズーに住むジェニファーさん。最近、彼女は3月9日に11歳の誕生日を迎える息子コリンくんに「パーティーを開きたい?」とたずねたところ、彼から「ぼくが誰か呼ぶつもりだと思ってる? 友だちがいないのに」と返され、とても悲しい思いをしたという。

実は、学校で友人との交流を苦手としていたコリンくん。1年ほど前、人とのコミュニケーション能力に特異性を持つとされるアスペルガー症候群に似た症状があると診断を受けた彼は、学校で全く友だちがいないと語る。「子どもたちに彼の症状を理解させるのは難しい」と嘆く母は、最近「彼をクラスから外して欲しい」とする保護者たちの働きかけがあった事実も知り、なお心を痛めていたそうだ。最後に誕生日パーティを開いたのは、彼が幼稚園のとき。そこで母は、しばらく嬉しく、楽しい誕生日を過ごしていない息子のために、また、周りの同級生や保護者へ彼に対する誤解を解きたいとの想いも込めて、息子を喜ばせるための行動を起こした。

それが、2月2日付で開設した「Happy Birthday Colin」(https://www.facebook.com/Coliniseleven)というFacebookページ。彼女は、最初の投稿で息子の状況と開設した理由を説明した上で、彼に「前向きな考えや励みになる言葉」でバースデーカードを送って欲しいと、息子を祝ってくれるように広く呼び掛けた。愛する大事な息子に「特別な日と感じさせてあげたい。協力して欲しい」、そんな1人の母の願いは、瞬く間に多くの人へと伝わった。

ページ開設からわずか2日で約4,000人が「いいね!」を押したページは、さらに1週間後にWOOD-TVが彼らを紹介したことで、現在は180万人以上(2月14日現在)に急増。彼女の元には、米国だけでなく欧州からも励ましのメッセージが届いているそうで、中にはお祝いのディナーができるようにと200ドル(約2万円)を送って来た人がいたり、誕生日の翌日に学校へ送迎する車を用意したいという人まで現れたという。

早くも思いがけぬ多くの支持が集まり、「泣いた」というジェニファーさん。まだ、Facebookの存在を知らせていない彼に隠すのも大変になるくらい大きな話題になり、母も驚いているようだ。

現在のところ、3月9日は家族で地元のマクドナルドに行って祝い、そこでFacebookページを初めて見せてコリンくんを喜ばせる予定とのこと。そのとき、息子にどれだけのお祝いメッセージが世界中から届くのか、1か月後に見られる結果を母も大いに楽しみにしているようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.