玄関前のクマにすぐ気付けず、防犯カメラに記録された老夫婦の行動。

2014/02/04 17:30 Written by Narinari.com編集部

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先日、米国で暮らす娘の家へ休暇で訪れた英国の老夫婦は、生まれて初めての恐怖に遭遇した。家を出た2人が車に乗り込もうとした時、足に何かを感じた夫が視線を向けると、そこにいたのは野生のクマ。体がまだそれほど大きくなかったため子どものクマと見られてはいるものの、野生のクマには違いなく、ましてや初めて目の前で見た夫はその瞬間パニックになったという。

米放送局KTLA-TVや英紙スコッツマンなどによると、至近距離でクマと遭遇してしまったのは、米国で暮らす娘の家を訪れていたボブ・マキューンさんとアイリーンさん夫妻。1月21日の昼前、2人は休暇で訪れていたカリフォルニア州パサデナにある娘宅を出て、車に乗り込もうとしていた。そして、先に妻を車へ乗せた紳士な彼の足元に何かが近づき、その体が触れたように感じたという。「家の中に置いてきた犬ではないはず」と不思議に思いながら彼が足元を見ると、そこにいたのはまさかのクマ。「今まで出会ったことがなかった」彼は、驚いて「クマだ、クマだ」と叫びながら、妻を車の中に残して家へ引き返したという。

その時の様子の一部を捉えた防犯カメラの映像が、1月24日付でYouTubeにも投稿されている「Pasadena Bear Encounter - ORIGINAL FOOTAGE」(http://www.youtube.com/watch?v=sDtidiQIDBQ)という動画。画面奥から手前にある玄関へ、クマが周りを見渡しながらのそのそと歩いていると、マキューンさん夫妻が家から出てくる。いち早く夫婦に気付き、動きを止めて警戒している様子を見せるクマに対し、2人はというと、夫がクマへ体を向けてはいるものの視界にクマが入った感じもなく、全く気付かない様子で車へと歩き出していった。

するとクマは、2人の後を追跡。カメラには映っていないが、この後ボブさんの足元に接近して気付かれたようだ。そして間もなく、慌てた様子の彼が家の中へと引き返すところが映され、動画は終了する。実はクマに気付いて驚いた彼に、クマも驚いて彼の右足のふくらはぎ辺りを引っ掻いてから逃げて行ったそうで、その後2人の行先は病院へと変更。幸い、念のための破傷風予防注射と、軽い手当てを受けただけで済んだという。

山に近いパサデナ市内では、最近住民たちの間でも「ごみを出す日に現れる」というクマの目撃情報が相次いでいたそうで、マキューンさん夫妻はその1頭と見られるクマと遭遇してしまったようだ。防犯カメラに映った様子を見た親戚らからは、「なんでクマが見えなかったの? とからかわれた」と後日談を明かしているボブさん。今回は笑い話として済む結果になったから良かったが、様々な人生経験をしてきたであろう彼らにとっても、クマとの遭遇という初体験から何か学び得たものがあったに違いない。

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