“腕悪い暗殺者”で九死に一生、転倒した目の前で銃構えられるも…。

2013/09/24 20:18 Written by Narinari.com編集部

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治安上の懸念が少なくないとされるイタリア南部で先日、白昼堂々男性が暗殺者に狙われる事件が発生した。人も多く住んでいる住宅地の一角で、被害者は発砲してくる容疑者に追われ1発が足に命中。その一部始終は、現場付近に設置されていた監視カメラに撮影されていたため、容疑者は逮捕されたというが、倒れた被害者が目の前に立たった男に銃を向けられるシーンなど、衝撃的な様子を収めた映像の一部が公開され、イタリアをはじめヨーロッパ諸国で話題を呼んでいるようだ。

伊ニュースサイトのフォッジャ・トゥデイや英紙デイリー・メールなどによると、事件は8月22日イタリア南部の街フォッジャの住宅街で起きた。31歳の自動車販売員の男性が、自転車でやって来た24歳の男に、突然銃を向けられたそう。走って逃げる男性に対し、銃を持った男は発砲しながら走って追跡したところ、そのうち1発が足に命中し、男性は大腿骨を折る大けがを負った。男性は、間もなく通報を受けて現場に駆け付けた救急隊に助けられて命は無事で、銃を持った男も現場付近に設置されていた監視カメラが事件の一部始終を収めていたとあって、9月11日に逮捕されたという。

そして最近、とても物騒なこの事件は、警察が公開した監視カメラの映像が話題を呼ぶことになる。その映像を紹介しているのが、YouTubeに9月11日付で投稿された「Tentato Omicidio a Mario Di Bari: arrestato autore」(http://www.youtube.com/watch?v=Ahk5fcdsOqw)。現場付近にいた被害者男性は、一度近くを自転車で通り過ぎていった容疑者に追われ始め、やがて別の監視カメラで撮影された、足を撃たれて路上に転倒する被害者が映し出される。

そして銃を向けて目の前に立った男に対し、右手で制止を促す様子も見せている男性。助かりたいと必死に訴えていても、至近距離で銃を向けられているとなれば、男性はもはや万事休すといった心境だったはずだ。ところが、2回引き金を引いた素振りを見せた男が立ち去っていった後も、男性は体を動かして無事な姿を見せており、最大の危機を乗り切った格好に。実は、追跡中に発砲し続けていたために、男性を追いつめた時には男の銃に弾が残っていなかったそうだ。

警察がその後調べた結果、男が撃った弾は6発。男性の足に当たった1発以外は、追っていた途中に停まっていた周りの車にすべて命中していたという。追いつめられながらも助かった男性に対し、警察は「彼にとっては奇跡の脱出」「彼は自分がとてもラッキーな人と思ったに違いない」とコメント。当たっていれば「明らかに命がなかった」だけに、腕の悪い暗殺者に狙われたのが、被害者にとって不幸中の幸いだったようだ。

ただ、現段階で被害者も容疑者も「供述を拒否している」そうで、事件の原因はまだ不明とされているが、警察は「個人的な復讐」や商売地域を巡る縄張り争いなどが原因ではないかと見ているという。

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