“息子が見た夢”を写真で表現、楽しそうに話すワンシーンを具現化。

2013/09/23 19:57 Written by Narinari.com編集部

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現実にはあり得ない不思議な夢を見たとしても、目が覚めないとそれが夢だとは気づかないもの。だから夢の世界を好むという人もいるかもしれないが、大人になると、奇想天外な夢をなかなか見られなくなってしまうのも否めない。自分もまたそんな大人の1人だった米国のある男性は、息子が楽しそうに話す夢の世界を写真で表現するという、ちょっと変わったプロジェクトを始めた。

英紙デイリー・メールなどによると、息子の夢の世界をモチーフにした写真を作っているのは、米マサチューセッツ州パックストンで、映像クリエイターやウェブデザイナーなどの仕事をしている60歳の男性、デイビッド・ナイルズさん。カメラマンとして撮影した写真を紹介するサイトも開設している彼は、6年前、想像上の世界を被写体として1枚の写真で表現するプロジェクトを始めた。そのきっかけを作ったのが、現在10歳になる彼の息子ネイトくんだ。

当時4歳だった息子がおもちゃで遊んでいる様子を見たときに、プロジェクトを思いついたというナイルズさん。その大きなヒントになったのが、ときどき自分が見た夢について語ってくれた息子の話だったという。「彼はよく、素晴らしい世界を想像して説明してくれた」と話す父は、常日頃「いくつになっても想像力を持つことが大事」と考えていたこともあって、息子の話を楽しみながら聞いていた。そして写真のプロジェクトが頭に浮かんだとき、彼は「自分とネイトのアイデアを融合させよう」と発案。作品の制作に取り掛かった。

そんなプロジェクトの作品は、ナイルズさんが開設しているサイト(http://www.davidniles.com/index.html)内にある「Nate's Adventures」というページで見ることができる。デジタルカメラや写真加工ソフトなどを駆使して作ったという15枚の作品には、すべて息子ネイトくんの姿が取り込まれている。そして彼の話を忠実に再現するように、恐竜やUFOが現れたり、背中に羽を付けた彼が空を飛んでいたり、さらには月面を歩いていたり。現実にはあり得ないネイトくんの夢の世界を、余すところなく表した作品に仕上がっているようだ。

息子を直接作品作りに関わらせはしなかったというナイルズさんは「彼の話を正確に仕上げるまでには時間がかかった」とも話し、1枚を仕上げるにもなかなか大変な作業だった様子。しかし、出来上がった作品には「とてもポジティブな反応が多い」そうで、「息子の夢の世界を楽しんでくれる人が多い」とプロジェクトの成功を実感しているという。

父親の仕事に貢献できたネイトくんにとっても、頭の中だけにあった世界が直接目で楽しめるようになり、父の作品を喜んで見ているに違いない。

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