世界中が感動したタイのCM動画、再生回数は10日間で約1,000万回に。

2013/09/20 10:13 Written by Narinari.com編集部

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いま、タイの携帯電話事業者トゥルー・ムーブHが制作した1本の動画が、世界から大きな注目を集めている。この動画は、同社が掲げるコンセプト「思いやりは最高のコミュニケーション」を表した約3分間の映像。先日、YouTubeに投稿されると、多くの人から「感動した」との声が相次ぎ、再生回数は1,000万回に迫る勢いだ(※9月20日現在)。

話題を呼んでいるのは、9月11日付で投稿された「最高のコミュニケーションを提供するために」(http://www.youtube.com/watch?v=7s22HX18wDY)。携帯電話やインターネットといった通信技術が、市民にとって「最も強力なコミュニケーション」ツールであると説明するトゥルー・ムーブHは、タイ国民の生活の質向上に対する貢献も念頭に置きながら、日々技術開発に取り組んでいるという。そんな姿勢を表すために掲げられているのが、「見返りを気にせずに思いやる」という同社のブランドコンセプトだ。

そして、そのコンセプトを表現しようと制作されたのがこの作品で、映像は今から30年前、タイの雑居街での出来事からスタート。商店から飲み物などを万引きして逃げようとした男の子が、店主の女性に見つかって怒られていると、近くで営む小さな食堂の店主が見かけて2人に声を掛ける。優しく男の子に事情を聞く彼は代わりに品物分のお金を出した上、男の子と同じ年頃の小さな娘に自分の店で作る野菜スープを入れた袋などを持ってこさせ、盗んだ品物と一緒に男の子へ。受け取った男の子は足早にその場を立ち去り、30年前の回想シーンが終わる。

その後舞台は現在へ。店の前で物欲しそうに見つめる人がいると、お金をもらわずに食べ物を渡すなど、時が経っても変わらぬ心優しい食堂の店主は、すっかり成長した娘と店を切り盛りしていた。ところが、ずっと続けて来た忙しい日々に体が悲鳴をあげたのか、店主は仕事中に突然倒れて病院へ搬送され、娘には父親の医療費として「79万2,000バーツ(約250万円)」もの請求書が渡される。そして娘はお金の工面に悩み、長年父親と続けて来た店を売る決心を固めた。

そして、毎日の父親のサポートに加えて生活の糧をも失いかけ、疲れたようにベッド脇で眠っていた娘。目を覚ますと、その傍らには彼女の思いもよらぬ数枚の書類が置かれていた――というのが、少し長くなったが、この動画を楽しむために知っておいてもらいたいストーリーの流れだ。親子に何が起こったのか、その結末は動画の英語字幕に頼らなくても映像の流れで分かるので、ぜひ自分の目で確かめていただきたい。

投稿から10日ほどで950万回超(9月20日現在)の再生回数を記録した動画は、皆さんの心にもきっと何かしら響くものを与えてくれるはずだ。

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