徘徊ライオンをパトカーで連行、資産家のペットが街へ逃げ出した?

2013/09/15 11:08 Written by Narinari.com編集部

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人間など、襲われたらひとたまりもない猛獣・ライオン。動物園の檻の外から見るだけでも充分な迫力を感じさせるこの猛獣が、先日、中東クウェートの市街地に現れて通行人たちを驚かせたそうで、その後保護した警察がパトカーに乗せて連れて行ったという映像も紹介され、欧米で話題を呼んでいる。

UAE紙ガルフニュースや米放送局NBCなどによると、事件は9月7日、クウェート中心部の高級住宅街が立ち並ぶバヤン地区で発生した。この日、1頭の“ヤングアダルト”なライオンが突然通りに現れ、辺りを徘徊していたという。周りでは多くの通行人がライオンの姿を目撃して危険を感じていたそうで、やがて一部の人たちがライオンを車の中に誘導して、閉じ込めることに成功。警察に通報して、保護の要請を行った。

通報を受けて現場に駆け付けた警察は、車の中に閉じ込められていたライオンを引き取って、パトカーの中へ。このとき、通行人によって撮影されたという映像が、9月8日付でYouTubeに「Kuwait Police Pounce On Stray Lion Cub」(http://www.youtube.com/watch?v=sLS-u6jm8Mg)とのタイトルで公開されている。後部座席に押し込められ窮屈そうにも見えるライオンは、慣れない空間が不安なのか、シートをひっかく仕草を見せるなど落ち着かない様子。ただ、時折舌を出すくらいで口を大きく開くようなことはなく、人に対して攻撃的ではないような印象も見受けられる。

クウェートでは最近、「資産家のステータスシンボル」(UAE紙ザ・ナショナルより)として、ライオンをペットとして飼う家もあるそう。UAEでもここ数年、市街地にチーターが現れて市民をパニックに陥れた事例が数件報告されており、飼い主である富豪の不十分な管理によって、ときどきこうした事件が発生するようだ。

もちろん、クウェートやUAEでも一応は「希少かつ獰猛な動物を飼育するのは違法」とされている。しかし、それでも猛獣を飼いだす家は少なくないようで、今回ライオンを保護したクウェート警察も「不法に飼育していた誰かのペット」と見て、飼い主を捜している。

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