ロッテ選手“8.12”想う8千字、日航ジャンボ機墜落事故から28年。

2013/08/13 05:07 Written by Narinari.com編集部

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ロッテの神戸拓光外野手(28歳)が8月12日、公式ブログに「茜雲 -あかねぐも-」と題するエントリーを公開した(http://ameblo.jp/takumi-kobe55/entry-11589584049.html)。この日は、520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故から28年を迎えた日。事故が起きた1985年に生まれ、現在28歳となった神戸選手が8,000字におよぶエントリーを公開したのは、どのような理由からなのだろうか。

このエントリーは、時折自身の想いを挟みながら、静かな文体で事故の状況や遺族のことなどをつづった内容。神戸選手のブログは、普段はチームメイトとの日常を中心に軽やかな文体でつづっているが、「茜雲 -あかねぐも-」はそうしたエントリーとはガラリと趣を変えている。

事故当時、生後6か月だった神戸選手には当然リアルタイムでの事故の記憶はない。しかし、「僕が大学3年生だった2005年に事故から20年の節目としてテレビで放送された特集番組を目にした事で興味を持ち、それをきっかけに事故にまつわる様々な事を僕なりに調べた事がありました」と、事故に目を向けたきっかけを告白した。

さらに「僕のブログを見てくれている方の中にはこの事故を知らない方が沢山いらっしゃると思います。もしくは当時まだ生まれていなかった方もいらっしゃるでしょう。今日は特にそんな方々にこの事故に触れて頂き、考えてもらいたい事があります。“命”というものを そして “家族”というものを…」と、このエントリーを公開した意図を説明している。

そこからは、丁寧に、しかし時に想いを乗せた言葉でつづられた事故の詳細が続く。そしてエントリーの最後はこう結んでいる。

「日本人にとって夏という季節は沖縄戦終結 広島・長崎の原爆投下 終戦 そして日航機事故と、『命』に向き合う季節なのかもしれません。これらの出来事がリアルタイムでなかった僕らのような世代の方々も阪神・淡路大震災 米同時多発テロ そして東日本大震災と、『命』に向き合う出来事を目の当たりにし経験もしてきました。これを読んで頂いた方は今夜 ほんの少しの時間でも結構ですので大切な誰かの事を思いながら『命』や『家族』について考えてください。そして『感謝』をしてください。命あることを 家族あることを それらが決して当たり前ではなく 大切な偶然であり、偶然の奇跡であることを」

エントリー「茜雲 -あかねぐも-」は http://ameblo.jp/takumi-kobe55/entry-11589584049.html で公開されている。

神戸選手は流通経済大学から2006年の大学生・社会人ドラフト3巡目でロッテに入団。昨季までの通算成績(※2012年は1軍出場なし)は80試合に出場、打率.197、3本塁打、12打点、1盗塁。今季は12試合に出場、打率.200、1本塁打、5打点。


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