墓石に寄り添って“泣く”犬、普段接する人間から悲しみ方学んだ?

2013/05/03 05:11 Written by Narinari.com編集部

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言葉は交わせなくても、飼い主が大切に育てればきちんと愛情を理解してくれるのが犬の良さ。そんな気持ちの深さを感じさせる1本の動画が、いま米国を中心に話題を呼んでいる。動画自体は10秒と短いものだが、登場する犬が見せる仕草は、墓の下に眠る飼い主の祖母を思って悲しんでいるようで、多くの人が胸を打たれているようだ。

話題を呼んでいるのは、4月14日付でYouTubeに投稿された動画「Wiley crying over Grandma」(http://www.youtube.com/watch?v=WEQ_-yJrL_Y)。米紙ニューヨーク・デイリーニュースや投稿者の説明などによると、動画は投稿者の祖母が眠る墓地で4月13日に撮影されたもので、飼っている犬のワイリーを連れて訪れたときの一コマだという。

動画の中のワイリーは、祖母が眠る墓石に寄り添うように体を横にして、口元を激しく震わせながら、か細い声で泣いているよう。その様子に、飼い主の女性は優しく頭を撫でながら「私たちも寂しいのよ」と一言。ワイリーが祖母の死に気付いた悲しさからこのような行動を取ったと、女性は受け取ったそうだ。

まるで人間と同じように悲しんでいるように見えるこの動画は、一部米メディアでも紹介され、約90万回(5月3日現在)の再生回数を記録。ただ、一部のユーザーからは、犬に起きる発作の一種である「逆くしゃみでは?」との指摘もあり、これに投稿者は「獣医ではないので、逆くしゃみだったのかどうかは説明できない」と断りながらも、同じような行動は「それ以前もその後も」起きずに元気だとしており、祖母の墓石の前で撮影したときだけ起きたとしている。

また、ワイリーが人間が泣くような行動を見せた理由について、投稿者は「人を真似たのかもしれない」とも。普段、ワイリーはカリフォルニア州にあるロックウッド・アニマル・レスキューセンターで、戦争によってPTSDを抱えた兵士を助ける治療犬として活動しているそうで、そうした人たちが見せた“悲しさを表す行動”から影響を受けた可能性は否定できないという。動物センターのサイトでは「優しくて従順」な性格と紹介されているワイリーだけに、大好きな祖母に対する思いを、彼なりに人間から学びとった悲しみ方で表したのかもしれない。

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