“パン袋に絵を”パパの作品集、子どものお弁当に5年間で1,000点超。

2013/03/14 11:19 Written by Narinari.com編集部

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料理は“愛情”が隠し味などとも言うが、手の込んだ味の料理を作ったり、ハートをあしらった具材を入れてみたりと、その表現方法はさまざま。米国のある父親は、学校に通う中学生の息子たちのために、お弁当としてほぼ毎朝サンドイッチを用意しているという。その際、乾かないようにパンを入れておくビニール袋に、彼は子どもを楽しませようとイラストを描き加える作業を5年前から始め、今も続けているそうだ。現在1,000点を超えたその作品集がネットにも公開されており、欧米で話題となっている。

英紙デイリー・メールなどによると、イラストを描いているのは、マサチューセッツ州アトルボロに住むデイビッド・ラファリエールさん。毎朝13歳と15歳の息子たちが学校で食べる昼食にと、彼はサンドイッチを用意している。そんな毎日を送っていた2008年5月、彼は突然「イラストレーター兼グラフィックデザイナー」という自分の技術を、息子たちのお弁当にも活かそうと思い付いたそうだ。

以来、サンドイッチを作ったら入れるジップ式のビニール袋に、マジックでイラストを描き加える作業も彼の日課に。その作品の数々が紹介されているのが、写真共有サービス「Flickr」上に公開されている彼のページ「Sandwich Art」(http://www.flickr.com/photos/dlaferriere/sets/72157605053629580/)だ。今年3月までの約5年間に描かれたイラストの数は、1,000点超。中のパンをキャンバスに見立て、ユーモラスなデザインのキャラクターや動物、見慣れているマークなど様々なイラストが並んでいる。

毎朝「(イラストの)アイデアをひねり出すのは“挑戦”」と話すラファリエールさん。いつもサンドイッチを作った後に素早く考え出しているそうで、アイデアはそのとき浮かんだもの、家族と過ごした休日を思い起こさせるもの、目に入ったその日の天気など「どんなところからもやってくる」という。時には作ったサンドイッチのパンを見てひらめくこともあるといい、素材を見つける力はさすがプロといったところだ。

そうして出来上がった作品は、カラフルに仕上げられた絵がほとんどだが、パンの縁を添うように歩くアリが描かれただけのときもあるのも面白い。学校で取り出すまで何が描かれているか知らないという息子たちも、父のイラストを見ていつも「楽しんでいる」そうだ。どんどん大きくなる息子たちは、いずれ父からの楽しみを目にしなくなる日が来るはずだが、彼らにとってはランチの時間が忘れられない学校生活の思い出となるのは間違いない。

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